富士フイルムは23日、インスタントカメラ「instax」シリーズの新モデルとして"チェキWIDE"「instax WIDE(インスタックス ワイド) 300」を発表した。"チェキ"「instax mini」の2倍の大きさのプリントを出力する。発売は11月21日。価格はオープンで、推定市場価格は税別13,000円前後だ。
「チェキ」は撮ったその場でプリントを出力するインスタントカメラ。「instax mini」は横幅54mm、「instax WIDE 300」はその2倍となる横幅108mmの専用フィルム(別売)を使用する。プリントサイズが2倍になったことにより、大人数での撮影時により便利になったとしている。
ファインダーを覗きながら、レンズ周辺のダイヤルを操作して通常撮影モードと遠景撮影モードを切り替えられるよう、操作性にも考慮した設計となっている。「高精度オートフラッシュ」機能、「フラッシュ強制発光モード」機能を搭載。
使用するフィルムは、フィルムサイズ86×108mm。画面サイズが62×99mm、レンズが2群2枚構成の沈胴式フジノンレンズ(焦点距離95mm)、シャッター速度が1/200秒から1/64秒。ファインダーは倍率0.37倍の実像式ファインダー(ターゲットマーク付き)で、内蔵フラッシュの対応撮影距離は0.9~3m、電池は単3形アルカリ電池(LR)×2本。
サイズはW168×D95×H121mm、重量は612g(電池、ストラップ、フィルム、接写レンズ別)。撮影距離40cmから50cmの接写レンズが付属する。