ASUSTeK Computerは23日、チップセットにIntel C612を搭載したSSI EEBサイズのデュアルCPU対応ワークステーションマザーボード「Z10PE-D8 WS」を日本国内市場で発売すると発表した。24日より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は81,000円前後。
LGA2011-v3ソケットを2基備え、Intel Xeon E5-2600 v3シリーズCPUを2つ搭載できるデュアルCPU構成に対応したワークステーション向けのマザーボード。18コア/36スレッドのIntel Xeon E5-2600 v3シリーズCPUを使用することで、最大36コア/72スレッド環境を構築できる。
各CPUに対してDDR4-2133対応のメモリスロットを4本ずつ備える。DDR4 RDIMM使用時で最大256GB、DDR4 LRDIMM使用時で最大512GBのメモリを搭載できる。また、PCI Express 3.0対応の拡張スロットを7基搭載する。すべてのスロットがx16形状で、最大7枚のグラフィックスカードを搭載できる。マルチグラフィックスは、4-way構成のNVIDIA SLIまたはAMD CrossFireXに対応する。
このほか、ワークステーションマザーボードながら、2基のCPUに対してUEFI BIOSからの自動オーバークロックが行える。自動オーバークロック機能が有効な状態で、ベンチマークソフトのHPLの場合、10%程度の性能向上が見込めるという。
ソケット | LGA2011-v3 |
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チップセット | Intel C612 |
メモリ | DDR4- 2133 / 1866 / 1600 / 1333MHz×8(最大512GB) |
拡張スロット | PCI-Express 3.0 x16×4(dualx16 or quad x8)、PCI-Express 3.0 x16×3(dualx16)、PCI-Express 3.0 x16×1(dualx8) |
ストレージ | SATA 6Gb/s×8、M.2×1、SATA Express×1、SATA Express×1 or SATA 6Gb/s×2(排他仕様) |
ネットワーク | Gigabit Ethernet×2(Intel i210-AT) |
サウンド | 7.1ch High Definition Audio(Realtek ALC1150) |
フォームファクタ | SSI EEB |
そのほか | USB 3.0×10、USB 2.0×4、オーディオジャック×1など |
店頭予想価格 | 81,000円前後 |