オリンパスイメージングは、マイクロフォーサーズ規格の望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」の発売日を11月29日に決定した。希望小売価格は税別185,000円。1.4x テレコンバーターキットなど関連製品も同時に発売する。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROはプロ向け「M.ZUIKO PRO」ブランドの望遠ズームレンズ。ズーム全域でF2.8の明るさ、35mm判換算で80~300mmの焦点距離をカバーする。フィルター径72mmの大口径かつ防塵防滴仕様でありながら、160mmの全長不変ボディ、760g(三脚座除く)の軽さという優れた機動性を実現した。9月16日の発表時には発売予定を11月下旬としていた。
また、焦点距離を1.4倍にするテレコンバーター「M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14」とのキットも同時に発売する。こちらの希望小売価格は税別208,000円。テレコンバーター装着時は絞り値が1段暗くなるが、35mm判換算での焦点距離が112~420mmとなる。
なお、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROおよびM.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14を予約購入した一部ユーザーには、発売日に製品が届かず、遅れる場合があるとしている。
1.4x テレコンバーターとM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROをOM-D E-M1に装着した図 |
M.ZUIKO DIGITAL 1.4 Teleconverter MC-14 |
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROのレンズ構成は、1枚のスーパーEDレンズ、3枚のEDレンズ、1枚のEDAレンズなどを含む10群16枚。世界初の「DUAL VCM フォーカスシステム」により、高速・高精度なAF、最短撮影距離70cmの接写を可能とした。そのほか製品の詳細は関連記事を参照。