キヤノンは、デジタル一眼レフカメラ「EOS 7D Mark II」を10月30日に発売すると発表した。
関連記事
キヤノン、10コマ/秒連写・撮像面位相差AFの中級一眼「EOS 7D Mark II」(2014年9月16日)
EOS 7D Mark IIは2014年9月に発表されたデジタル一眼レフカメラ。製品発表時は11月上旬発売とされていたが、当初予定より前倒しで発売される形となった。
2009年9月に発表された「EOS 7D」の後継モデルで、キヤノンの一眼レフカメラ「EOS」シリーズの中ではミドルクラスに位置付けられる製品だ。最大の特徴は、ミドルクラスでありながら10コマ/秒という連写性能を備える点で、フラッグシップモデル「EOS-1D X」の12コマ/秒に迫る連写性能となっている。
そのほか、有効画素数がEOS 7Dの1,800万画素から2,020万画素に向上するとともに、高速な撮像面位相差AFが可能な「デュアルピクセルCMOS AF」が採用された。画像処理エンジンは「EOS」シリーズとして初となる「DIGIC 6」のデュアル仕様だ。
マウントはキヤノンEFマウントで、撮像素子はAPS-Cサイズ(約22.4×15mm)CMOSセンサー、対応感度はISO100~ISO16000(拡張設定でISO25600が利用可能)、シャッター速度が1/8,000~30秒となっている。ファインダーは視野率が約100%(アイポイント約22mm時)、倍率が約1.00倍(50mmレンズ・∞・-1m-1)。サイズは約W148.6×D78.2×H112.4mm、重量は本体のみで約820gとなっている。
パッケージはボディのみのものと、交換レンズ「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM」が付属するレンズキット、「EF24-70mm F4L IS USM」が付属するレンズキットの3種類が用意される。いずれも価格はオープンで、キヤノンオンラインショップでの価格はボディのみが208,000円、EF-S18-135mmのレンズキットが248,000円、EF24-70mmのレンズキットが338,000円(いずれも税別)。