「黒いダイヤ」が3,680円で……??

トリュフ。誰でも知っていると高級食材だ。フランス料理などでパラリと散らしてある、「黒いダイヤ」とも呼ばれるアレだ。高級食材とあって、なかなか口にすることができない食材ではあるが、なんと、そのトリュフを3,680円で食べられるときた。それはもう、行くしかないでしょー!

「トリュフを使った3,680円メニュー」を販売しているのは「しゃぶしゃぶ温野菜」。全国展開しているしゃぶしゃぶ専門店だ。同店が9月から提供している「食べる国宝 マンガリッツァ豚 食べ放題コース」では、黒トリュフの芳醇な香りが魅力的な「黄金だし」でしゃぶしゃぶが楽しめ、鍋の定番・つみれには、トリュフをたっぷりと盛り込んだ。また、締めにごはんを入れれば、つみれから出たエキスやだしの旨みを余すところなく楽しめる"トリュフリゾット"が楽しめる。

「食べる国宝 マンガリッツァ豚 食べ放題コース」(1人3,680円 / 120分・ラストオーダー90分)のだしは8種の中から2種選べ、今回は「トリュフ香る黄金だし」と「有機大豆の豆乳だし」を

「食べる国宝 マンガリッツァ豚 食べ放題コース」で楽しめるマンガリッツァ豚のカルビとロース

また、メニュー名にあるマンガリッツァ豚も見逃せない。ハンガリー原産の希少な豚で、2004年にハンガリー政府が国宝に認定した食材だ。ジューシーな霜降り肉が魅力で、赤身部分も濃厚な旨みが楽しめる。さらにはビタミン豊富でミネラルや不飽和脂肪酸も多く含むとのことで、栄養面でも優れた豚肉だというのだ。

同メニューでは、マンガリッツァ豚のカルビとロースが楽しめる。その他にも「アンデス高原豚」のカルビとロース、牛カルビや肩ロース、北海道産鶏ももなどの肉類、秋の味覚のきのこ各種や野菜といった鍋食材、前菜、おつまみ、デザートなど80種以上のメニューが食べ放題となる。

ジューシー豚肉を包み込むトリュフの香り

しゃぶしゃぶに使用する黄金だしは、トリュフ風味のオイルとマデラ酒を使っており、香りが魅力的。そこに、マンガリッツァ豚をくぐらせていただく。湯気と共にトリュフの香りが広がり、うっとり。実際にマンガリッツァ豚を口に運ぶと、カルビは肉汁がジュワッと広がり、本当にジューシー。ロースも赤身部分が全くかたくなく、やわらかだ。

マンガリッツァ豚のカルビをトリュフ風味のだしで……

黒トリュフ入りのつみれはこの通り真っ黒!

トリュフつみれは、一体どれだけのトリュフが使われているのだろうと思うほど、真っ黒。このつみれを入れると、だしからはさらにトリュフの香りが強く漂い、つみれ自体からも濃密なトリュフの風味を感じることができる。

鍋食材のきのこも、厳選したまいたけやエリンギ、シメジ、えのきを使っているとのことで、香りや旨みが非常に強い。きのこ同士、トリュフとの相性ももちろん抜群で、なんとも贅沢な鍋料理が楽しめる。そして締めのリゾット。ごはんとチーズをだしに入れると、トリュフに加え、マンガリッツァ豚やきのこの凝縮された旨みが味わえ、フランス料理のフルコースを食べたような満足度。身体もポカポカで、身も心も満たされた。

きのこは「香る完熟舞茸」や「純白白雪しめじ」「おおぶりしめじ」など5種が楽しめる

※価格はすべて税別