米Appleは16日(現地時間)、スペシャルイベントを開催し、iPadの新モデル「iPad Air 2」、「iPad mini 3」を発表した。新型iPad、2機種はユーザーの目にどのように映っているのだろうか。どのようにマイナビニュース会員506人を対象に新型iPadを「欲しい」と思うかどうかアンケート調査を実施した。
「iPad Air 2」は、前機種である「iPad Air」から約1.4mm薄くなった、極薄設計が特長だ。また薄くなったことで、音量ボタンやスピーカーなどの配置やデザインが若干変化している。メインカメラとなるiSightカメラも、前機種が500万画素だったのに対し、「iPad Air 2」では800万画素まで性能が上がり、新機種として進化を遂げている。
「iPad mini 3」は、前機種「iPad mini Retinaディスプレイ(現在はiPad mini 2)」と比べると、外観上はあまり変化がない。しかし、「iPad Air 2」と「iPad mini 3」、両機種ともiPadとして初めて、指紋認証機能「Touch ID」がホームボタンに搭載された。そして、これまでは用意されていなかったゴールドが、新たにカラーバリエーションとして加わっている。
「iPad Air 2」の薄さは魅力的
まずは、「iPad Air 2」から聞いてみる。
「はい」(欲しい)と回答したのは、506人中29.4%となる149人だった。欲しいと感じた理由を聞くと、「カッコイイ」、「洗練されている」、「使っているとモテそう」といったデザインに魅力を感じている人が多いようだった。特に“薄さ”“軽さ”に惹かれている人が多く、「薄くて使いやすそう」、「薄さがスタイリッシュ」、「軽くて良さそう」、「薄型軽量だから持ち運びに便利そう」といった意見が目立った。
一方で「いいえ」(欲しくない)と回答したのは、506人中70.5%となる357人だった。理由を聞くと、圧倒的に多かったのが「スマートフォンで十分事足りている」という意見。たしかに、スマートフォンの大画面化が進んでいる現在では、あえてタブレットを使いたいという状況が少ないのかもしれない。また、「すでにiPad(タブレット)を持っているから」という意見も多かった。ほかには、「Androidスマホを使ってるから、Appleの製品はいらない」という意見もあった。