ハンファQセルズジャパンは10月21日、7型IPS液晶カラーモニター「HM-TLB7A2」を発売した。Web直販限定で、直販価格は39,900円となっている(税込)。
デジタルカメラへの装着が可能な7型・WXGA(1,280×800ドット)表示の液晶モニター。液晶パネルは視野角の広いIPSが採用されている。動画撮影時に画像有効エリアを自動調節する「EOS 5D MarkII/MarkIIIモード」を搭載。これにより、ライブビュー撮影時のHDMI出力が480pとなるキヤノン製デジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark II」「EOS 5D Mark III」からライブビュー表示をしても、映像の有効エリアが自動で調節され、フルスクリーン表示が可能となっている。
本体前面パネルには各映像入力をワンタッチで切り替えられるボタンや、任意の機能を割り当てられるF1~F3ボタンを装備。また、シャッターボタンも備えており、付属のレリーズケーブルでカメラと接続すると、本製品からカメラのシャッター操作を行えるようになる。太陽光でモニターを確認しづらい場合に最適なサンシェードが付属。明るい屋外で撮影する際のモニター確認に便利だ。
加えて、ピントの合っている輪郭を検出する「ピーキングフィルター機能」や、表示されている映像の露出レベルを色分けして表示する「フォールスカラーフィルター機能」などを備える。ピーキングフィルター機能では、ピントの合った輪郭は赤いラインで表示され、ピントの状態を視覚的に確認することが可能だ。
主な仕様は、視野角が垂直・水平ともに178度、コントラスト比が800:1、応答速度が11ms、輝度が400cd/平方メートル、スピーカーが1W(モノラル)となっている。接続インタフェースは入力がHDMI×1、AV(専用ケーブル)×1、シャッターレリーズ×1、出力がHDMI×1、イヤホンジャックだ。電源は家庭用コンセントのほか、市販のバッテリーパック(別売、NP-F970互換、NP-QM91D互換)を使用する。
サイズは184.5×D131×23mm、重量は約365gだ(サンシェード含まず)。