ディスコは17日、2015年卒の就職活動状況の調査結果を発表した。同調査は、1日~7日の期間、2015年3月卒業予定の全国の大学4年生と理系大学院修士課程2年生1,177人を対象に実施したもの。
理系女子は就活継続よりも進学派が圧倒的
10月1日の時点で内定を得ていない学生(モニター全体の12.4%)の、今後の予定は「就職先が決まるまで就職活動を続ける」が53.4%と2年ぶりに半数を超えた。また、「留年して就職活動をやり直す(就職留年を決めた)」という回答が前年より増加している。一方、「卒業して就職活動をやり直す(就職浪人を決めた)」「大学院に進学する」「卒業して非正規雇用で働く(派遣、アルバイトなど)」は減少している。
文理男女別に見ると、文系は「就職先が決まるまで就職活動を続ける」(文系男子59.3%、文系女子73.5%)と回答した学生が多い。理系男子は「就職先が決まるまで就職活動を続ける」「大学院に進学する」がいずれも40.5%であった。一方、理系女子は「大学院に進学する」が63.6%であったが、「就職先が決まるまで就職活動を続ける」という回答は9.1%に留まった。