ディスコは17日、2015年卒の就活費用などの調査結果を発表した。同調査は、1日~7日の期間、2015年3月卒業予定の全国の大学4年生と理系大学院修士課程2年生1,177人を対象に実施したもの。
スーツにお金をかけているのは「関東」の学生
就職活動費の平均額は15万1,326円で、2014年卒(15万7,013円)を5,687円下回った。地方別に見ると、費用の平均額が低かったのは「関東」(12万5,700円) 、「近畿」(15万8,677円)となり、高かったのは「九州・沖縄」(20万3,593円)、「中国・四国」(18万2,194円)であった。
項目別に見ると、「有料講座受講費」「諸経費」を除く5項目で、費用の平均額が前年度を下回っている。
地方別に見ると、「リクルートスーツ」にお金をかけているのは「関東」「近畿」「東北」、「資料費」にお金をかけているのは「関東」「近畿」「中国・四国」地方であった。
また、「交通費」は「九州・沖縄」「中国・四国」「東北」がトップ3、「宿泊費」では「九州・沖縄」「中国・四国」「北海道」という結果になった。地方学生の交通費・宿泊費負担額が前年度を下回った背景には、Webセミナーの浸透や交通費補助制度を実施した企業が増加したことがあげられる。