熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!
※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します
10月13日(祝)
■「日本エレキテル連合に密着。ダメダメ人気に葛藤も」【ノンストップ】
今年最もブレイクした芸人として、メディアに引く手あまたの日本エレキテル連合。素顔での出演やプライベートを紹介する番組も徐々に増えてきたものの、いまだ謎の部分が多い。
「いいじゃないの~」の細貝さんを演じる中野聡子の担当はネタ作り。仕草から、ヘアメイク、衣装まで全て決めているという。一方、白塗りで「ダメよ~ダメダメ」の朱美ちゃんを演じる橋本小雪の担当は、中野の世話。尊敬する志村けんの出身地・東村山に2人で住み、掃除、洗濯、炊事、ベッドメイキングを行い、「水が欲しいタイミングも分かる」らしい。
一見、師匠と弟子のように見えるが、2人の関係はあくまで五分五分。中野は橋本のことを「彼女はキャンバスで、キャラクターは作品。ギャルもおじいさんも外国人もできるし、頑張ってくれているので、尊敬しています」と絶賛していた。「以前はネタ中に笑い声ではなく、悲鳴や泣き声が起こっていた」が、最近は「かわいい」と言われるという。所属事務所の主催ライブでは、「(先輩の)爆笑問題さんが見ているので特に緊張します……」とビビる中野。細貝さんと朱美ちゃんのコントが好きな人に、別のネタを見せて期待外れに終わることも多いようで、「受け入れてもらえるか心配」と悩みを打ち明けていた。しかし、その後すぐにいつものメイクと衣装に戻り、別の営業先へ。忙しくなるほど、そんな葛藤が増えるのだろう。
10月14日(火)
■「安藤美姫、嵐の略奪愛。熱烈キスの真相とは?」【ノンストップ】
安藤に新たな熱愛報道が発覚。衝撃のキスシーンを撮られた相手は、スペイン人のハビエル・フェルナンデス選手。ソチ五輪では4位入賞を果たしたフィギュアスケート界の人気選手だ。埼玉での大会を終えたハビエルが帰国を1日延ばして向かった先は、安藤の自宅がある横浜だった。
安藤は台風が上陸していた今月6日、新横浜のバスターミナルで、空港行きのバスを待つハビエルとお別れのキス。しかし、ハビエルにはカザフスタン人のマンスール選手という婚約者がいただけに、略奪愛のムードもチラリ。安藤の事務所は、「良い友人」と答えたが、かつてコーチだったニコライ・モロゾフとも恋人同士だっただけに、外国人との恋愛に抵抗はないはず。極秘出産&未婚の母騒動もすっかり忘れ去られているが、本人はまだまだ落ち着いていない。
■「KABA.ちゃん、45歳の決断! 目指すは女体化と結婚」【ノンストップ】
先日、6月に睾丸摘出手術を受けていたことを明かしたKABA.ちゃん。「今、タマタマがない状態でホルモン治療をはじめたんですけど、声も変えたいんですよね。この歳で治療をはじめて、死ぬまでにどこまで変われるのか、自分自身見てみたかったんです」と語る表情は穏やかだ。
手術を受けたきっかけは、「姉が長年勤めてきた会社を解雇されて、『私、今まで何をやってきたんだろう。好きなこともガマンしてきて、もっと好きなことをやっとけばよかった』と言われた」ことが大きかったという。
さらに、「自分の体が全部女体化できて、戸籍まで変えて、結婚もできるようになって、相手が現れたら結婚しようと思うかもしれない」とまで話した。そのためには、2人以上の医師による性同一性障害の診断や、「永久的に生殖機能を欠く状態になること」「女性器に近似する外観を備えること」などの条件があるらしい。ただ、吹っ切れた表情のKABA.ちゃんを見ると、全てクリアしてしまいそうな気がする。
10月15日(水)
■「中村獅童が29歳の元モデルと結婚宣言!」【ノンストップ】
歌舞伎の発表会見に現れた獅童が、盟友・市川海老蔵からのツッコミを受けて再婚宣言してしまった。この日発売の週刊誌で、「1月3日に結婚、6月28日に挙式を行う」と報じられたことを受けて、いきなり「おめでとうございます! 似顔絵とかないの?」と話し出す海老蔵。獅童はその勢いに負けて、「まあ、します」と言ってしまったのだ。
相手は3年前から交際している29歳の元読者モデルで、昨年亡くなった最愛の母も公認の仲だったという。獅童が「タイミングがいいところでご報告しようと思っています」「まだ日にちとか決まっていないので……」と濁すと、すかさず海老蔵が「じゃあ結婚は先に僕のブログで発表します」と勝手に決めてしまった。礼儀やしきたりを大切にする業界だけに、あいさつまわりが終わってないうちは、発表できないのだろう。その意味でも、「竹内結子との結婚・離婚はさぞ大変だったろう」と感じてしまった。
■「冨永愛が仕事をセーブするワケ。毎朝の坂道ダッシュとは?」【ノンストップ】
冨永は2005年に一般男性に結婚し、長男を出産したが、2008年に離婚。以来、シングルマザーとして芸能活動をしながら、子育てをしてきた。しかし昨年、息子から「お母さんは僕が必要としたときにいなかった」と言われ、自分が過労で2週間入院した経験もあり、子どもとの時間を大事にするようになったという。
まずは仕事をセーブして、息子が学校へ行くのを見送り、帰ってくるのも出迎えるようになった。さらに現在、長渕剛のアドバイスで、毎朝9歳の息子と一緒に100mの坂道を5本ダッシュしているらしい。それを1年間続けたことで、「会話が増えて絆が深くなった」ようだ。
今月29日に発売される自叙伝には、両親で苦労した幼少時代から、イジメられた学生時代、結婚・離婚、子育てまでの葛藤が綴られている。冨永と言えば、飲み歩く姿を報じられたり、塩谷瞬との二股騒動があったり、プライベートが派手な印象があったが、現在32歳。ひと区切りついたお年ごろなのかもしれない。
■「由美かおると秋山仁氏が初の2ショットを披露」【ノンストップ】
加藤登紀子の活動50周年パーティーに多くの芸能人が集まる中、報道陣の注目を集めていたのは、由美かおると数学者・秋山仁氏の熟年カップル。昨年11月に“事実婚”報道があって以降、追っかけ報道がなかっただけに、驚きをもって迎えられていたのだ。
パーティーでは堂々と隣同士に座り、秋山氏が由美に料理を取り分けたり、2人で仲良く登壇したり、アコーディオンを演奏するなど、オープンな関係であることを初めて公にした。
68歳と63歳のカップルだけに、結婚という形を選ぶかどうかは分からない。しかし、2010年に由美は、「結婚は諦めているわけではないけど、ここまできちゃいましたから。(するかどうかは)神様しかわからないんじゃないかしら」と話していただけに、電撃婚があるかもしれない。
10月16日(木)
■「人気沸騰必至! ふなっしーにかわいい弟がいた」【スッキリ】
トレーディングカード発売イベントに登場したふなっしーが、新たな展開を用意していた。連れてきたのは、梨の世界に274人いる兄弟の一人“ふなごろー”。56番目の弟で、語尾は「なっぴー」。兄同様に動きまくり、しゃべりまくり、芋と虫のハーフで「ブシャー」したのは梨汁ではなく、絹糸だった。声のかわいらしさや初々しいキャラで人気が出そうだ。
関係に疑いを抱く報道陣から「本当に弟? ふなっしーの血液型知ってる?」と聞かれたふなごろーは、「梨型じゃなかったなっぴ? 違うなっぴ?」。すかさずふなっしーが「カブトガニ型なっしよー」と訂正。さらにプレッシャーをかける報道陣に、「緊張してるなっしー。これ以上は許してなっしー。この子をイジめるんじゃない!」と必死に助けた。最後はふなごろーを抱きかかえて、「怖かったろ? これがマスメディアなっしー」と呼びかけたふなっしー。ちなみに、ふなっしーは4男とのこと。まだまだ増殖するかも。
■「美川憲一、『世紀の大カップルを壊した』衝撃発言の真相は?」【ノンストップ】
先日、関西の番組で宮沢りえと貴花田(現貴乃花親方)の婚約を「頼まれてぶっ壊したのよ、私が」と発言し、話題を呼んでいた美川。その真相を改めて確認されると、「家庭のしきたりとかそれぞれ違いますからね。あのときは光子さん(りえママ)がお嫁にやりたくなかったのは事実だったと思う。『説得して』と言われました」と認めた。
りえママとは雑誌の対談で親しくなり、「当時、10代のりえに相撲部屋のおかみ稼業は務まらない」と心配していたという。それを受けた美川はりえに、「光子さんの子どもとして生まれた宿命なんだから、長い目で見たらつらいことも分かる日が来るから、お嫁に行かない方がいいんじゃないの?」と語りかけたようだ。最後に美川は、「でも、りえちゃん素晴らしい。お母さんとしても女優としても」とホメたたえたが、今さらこんな暴露をされたりえは迷惑しているのではないか。
10月17日(金)
■「竹野内豊と倉科カナが17歳差熱愛。両事務所が早くも認めた!」【スッキリ】
主演俳優同士のビッグカップルは、堺雅人、菅野美穂以来か。2人の出会いは2012年のドラマ『もう一度君に、プロポーズ』で共演。昨年秋から倉科の自宅に通う竹野内の姿が目撃され、クリスマスの2日間も一緒に過ごしていたという。
竹野内は、「倉科さんとは親しくさせていただいております。温かく見守っていただけるとありがたいです」とコメントを発表。一方、倉科の事務所は、「本人より親しくさせていただいていると聞いております。温かく見守っていただけたら幸いです」と交際を認めた。
竹野内は43歳、倉科は26歳で年の差は17歳だが、過去に倉科は16歳年上の濱口優と交際報道があっただけに、好みのタイプが透けてみえる。竹野内の年齢を考えると、早期の結婚もありえるだろう。
■「小林麻耶の恋愛を妹・麻央がお手伝い」【PON!】
公の場としては3年半ぶりとなる2ショットとなる小林姉妹。麻耶は鮮やかなショッキングピンクのミニスカドレス、麻央は梨園の妻らしい桃色の着物で現れ、華やかさは健在だった。
2人が登場したイベントは、マイクロソフトの『Office』。ウェブ上で手軽に交換日記できるという機能を聞いた麻耶は、「私も未来の旦那様がもし近くに来てくれたら、交換日記したいと思います」と独り身コメントで持ち味を出す。すかさず麻央が「見つかるといいね」と優しく微笑むと、麻耶は「見つかるかな……」とやや不安げな表情に。さらに麻央が「一緒に探そうね」と声をかけると、麻耶は「ありがとう……やさしいね」と感激。一見、茶番っぽいが、素の2人もこんな感じのような気もする。
最後は気を取り直した麻耶は、「私も容量の多い、心の広い男性を見つけたい」と締めくくった。今となっては、この2人が報道番組のキャスターをしていたのが不思議に思えてしまう。
このところ、2週連続の大型台風や御嶽山の噴火で、芸能情報がほぼ消滅してしまうケースが増えていた中、週末にビッグカップルの熱愛が飛び込んできた。このニュースを最も喜んでいるのはフジテレビのドラマ班だろう。現在、竹野内豊が『素敵な選TAXI』の主演で、倉科カナが『ファーストクラス』の主要キャストで出演しているからだ。両作とも初回放送したばかりのいいタイミングであり、視聴率が伸びなかっただけに、起爆剤になって欲しいと願っているだろう。竹野内は何度か子ども好きであることを公言している上に、倉科も5人兄弟の長女で育ち、母親が18歳で産んだ子だけに、子だくさんの夫婦になるかも。
■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。