整体師の大山奏です。度重なる台風や朝晩の寒暖差で、身体の疲労度がかなり蓄積されている頃です。「なんとなく体調がおかしいな」「気分が盛り上がらないな」と感じてしまう人もいるかもしれません。無理をせずに今の気候のせいもあると認識して、身体を労わってあげることが重要ですよ。

今回は、そり腰を解消するストレッチを紹介します。

あおむけに寝る

そり腰解消ストレッチ

Step1: あおむけに寝ます

Step2: 腰の下に手のひらを差し入れ、腰と床がつくように息を吐きます

Step3: 息を吸って吐きながら両手を頭の上に伸ばします

両手を上に伸ばした状態のときにも腰は床に押し付けるようにしましょう。普段そり腰が癖になっている人は、あおむけに寝た時点で床から腰が浮いた状態になっています。この姿勢を続けると腰を悪くしてしまうことがあるので注意が必要です。

ストレッチの最中にたまに片手を腰の下に入れてみましょう。慣れるまではチェックしながら行ったほうが正しい姿勢を意識しやすくなります。

腰の下に手のひらをいれ、腰と床がくっつくように息を吐く

息を吐きながら両手を頭の上に伸ばす

正しさと気持ちよさを優先

ストレッチで大切なことは、正しい姿勢で行うことと気持ちよい範囲で行うことです。いくら長時間ストレッチをしても、正しくなければ効果は得られにくいです。また、正しい姿勢で行ってもどこかが痛むようならそれも逆効果です。自分の「身体の声」を聞くことも重要です。

スッキリ快眠を得るためにも

気温が下がってきて、明け方寒くて目が覚めてしまったり、なかなか寝付けなかったりすることってありませんか? 毎日忙しくて睡眠時間が短い上に、睡眠の質が落ちてしまうと身体に疲労が蓄積してしまいますよね。  

寝付けないなと感じたらそのまま布団で必死に寝ようとするのではなく、軽くストレッチをしてみましょう。全身の血液循環がよくなり、副交感神経も働きやすくなるので眠りの質も向上しますよ。

筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。