喉頭がんの「完全寛解」を発表していた音楽プロデューサーのつんく♂が17日、ブログを更新し、再びがんが見つかったために手術を行ったことを報告した。
今年の3月に早期の喉頭がんを公表したつんく♂。2月に見つかり、放射線治療と分子標的薬による化学療法を併用した約2カ月間の集中治療の末、6カ月後に医師から「完全寛解」と診断されていた。17日付のブログではその「修正発表」として、がんの再発見後に無事に手術を終えたことを報告。「しばらく療養させて頂きますが、また元気になって戻って来ますので待っていて下さいませ!」と呼びかけている。
再発見のきっかけは、「9月になっても声帯の腫れと痛み、息苦しさ、声のかすれが自分なりに気になっていたので、念のためにもう一度『声帯の生検』をしてから旅立ちました」。モーニング娘。'14のニューヨーク公演(今月5日開催)のために家族と共に渡米し、ニューヨーク到着直後に日本から「がんが見つかりました」の連絡が届いたという。
ブログでは「『そんなバカな…。』モーニング娘。'14 の公演の後、すぐさま予定を切り上げ、『ショック』と『信じられない』という思いの中、急遽日本に戻ってきました」と当時の心境がつづられ、「帰国後すぐ検査、入院。そして手術…それでもバタバタの中、先生や看護師の方々に最善を尽くしていただき、無事に成功しました」と報告。この日の投稿を「皆様にはいろいろご迷惑、ご心配をおかけしますがどうぞ宜しくお願い致します!」と結んでいる。