日産自動車は、「NV200バネット バン」の一部仕様を変更して16日に発売した。

今回の一部仕様変更では、AT車を対象に、滑りやすい路面やカーブを曲がるときなどでクルマの横滑りを軽減する「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」のオプションを新たに設定。

「NV200バネット バン GX」

ボディカラーのラインナップも見直され、「ラグーンブルー(PM)」「タイガーアイブラウン(PM)」「ホワイトパール(3P)」の3色を新たに追加するとともに、「GX」グレードのシートを黒とグレーのコーディネーションに変更している。

同車は、エコカー減税の減税措置により、バンAT車は自動車取得税と自動車重量税が免税、バンMT車は自動車取得税が80%減税、自動車重量税が75%減税となる。価格は、162万7,560円~212万5,440円(いずれも税込)。

なお、同社関連会社のオーテックジャパンでは、NV200バネット バンの一部仕様変更に合わせ、同車をベースとした福祉車両「ライフケアビークル」の「チェアキャブ」の仕様を一部変更して16日に発売した。チェアキャブは、車両後部スロープから車いすのまま車内に乗り込める車両となっている。