米Appleは16日(現地時間)、iPad miniシリーズの新製品「iPad mini 3 Touch IDモデル」を発表した。従来のiPad mini Retinaディスプレイモデルは「iPad mini 2」と名称が変わり、引き続き販売される。iPad mini 3のカラーは、ゴールド、スペースグレイ、シルバーの3色。
iPad mini 3は、すでに販売されているiPad mini Retinaディスプレイモデル(iPad mini 2)に指紋認証センサー「Touch ID」を搭載したモデルとなる。Touch IDによって、指で触れるだけで画面のロック解除やアプリへのログインが可能だ。アップルの決済サービス「Apple pay」でのオンラインショッピングも利用できる(Apple payは米国内でのみ利用可能)。
主な仕様は従来モデルのiPad mini 2に準ずる。プロセッサはA7、ディスプレイはIPS方式の7.9型Retina(2,048×1,536ドット)、背面のiSightカメラは5Mピクセル、前面のFaceTime HDカメラは1.2Mピクセル。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0だ。
本体サイズはW134.7×D7.5×H200mm、重量はWi-Fiモデルが331g、Wi-Fi+Cellularモデルが341g。税別価格は、Wi-Fiモデルの16GBモデルが42,800円、64GBモデルが53,800円、128GBモデルが64,800円。Wi-Fi + Cellularモデルは、16GBモデルが56,800円、64GBモデルが67,800円、128GBモデルが78,800円。
また、価格改定されたiPad mini 2およびiPad miniは、iPad mini 2の16GB Wi-Fiモデルが31,800円から、iPad miniの16GB Wi-Fiモデルが26,800円(いずれも税別)となった。