アップルは10月17日、Mac miniのラインナップを一新した。同日より販売が開始される。
CPUが第4世代Core iプロセッサ(Haswellアーキテクチャ)のデュアルコアCore i5となったほか、最下位モデルとして1.4GHzモデルが追加され、全3ラインナップとなった。価格は1.4GHzモデルが52,800円、2.6GHzモデルが74,800円、2.8GHzモデルが106,800円。一方、従来のラインナップに用意されていたOS XServer搭載モデルは姿を消している。
その他の変更点としては、Wi-Fi(802.11ac/b/g/a/n)やThunderbolt 2に対応。内蔵グラフィックスもIntel HD Graphics 5000(1.4GHzモデル)およびIris Graphicsに強化され、Thunderbolt(Mini DisplayPort互換)およびHDMI経由での4k出力に対応。メモリは標準で8GB(1.4GHzモデルは4GB、最大16GB)。また、今回のアップデートで遂にFireWireが姿を消し、全ラインナップ中FireWireが付いているのは非RetinaディスプレイのMacBook Proのみとなった。
CTOによるカスタマイズでは、最下位モデルを除いてCPUに3GHzのデュアルコアCore i7(Turbo Boost使用時3.5GHz)が選択できるほか、最上位モデルではストレージに最大1TBのフラッシュストレージが選択できる。なお、従来はSATAハードディスク2基による2TB構成が可能だったが、最上位モデルではフラッシュストレージがPCIeベースのものに変更されたこともあり、最大で1TBまでとなっている。
その他のインターフェースはSDXCカードスロット×1、USB 3.0×4、Thunderbolt 2×2、HDMI×1、ギガビットEthernet×1、Wi-Fi(802.11ac/a/b/g/n)、Bluetooth 4.0、オーディオ出力など。