ディラックは15日、台湾Lian Li製のPCケースとして、デュアルシステムを構築できる「PC-D666WRX」を発表した。10月29日より発売する。税別の店頭予想価格は88,000円前後。

PC-D666WRX

背面

5.25インチベイモジュール

ケース内にマザーボードを2枚内蔵でき、デュアルシステムを構築できるPCケース。内部はPCを2台つなげた構造ではなく、向かって左側を「E-ATX / ATX / マイクロATX対応ゾーン」とし、右側を「マイクロATX / Mini-ITXゾーン」としてシステムを独立させている。

ディスクデバイスや光学ドライブは1つのゾーンに集約。搭載ベイ数は外部5.25インチベイ×11基で、そのうち6基は取り外し可能な3.5インチディスクケージを2基となっている。5.25インチベイはモジュール化されているので、取り外しが可能。ディスクケージには3.5インチディスクデバイスを3基、2.5インチディスクデバイスを1基搭載できる。ケース底面には2.5インチディスクデバイス×2基を2カ所に搭載可能。

標準搭載ファンは前面左部に120mm×4基、背面部はそれぞれのゾーンに120mm×1基ずつを搭載。オプションで上面のそれぞれのゾーンに120mm×3基ずつ搭載可能。ケーブルマネジメント用スペースにはカバーを用意し、内部ケーブルを隠すこともできる。両サイドのパネルはアクリルウィンドウ付き。インナーカラーはレッドとなっている。

主な仕様は、System1の拡張スロット数が8基、拡張カードスペースが420mmまで。搭載CPUの高さは最大165mmまで。搭載電源の奥行きは最大420mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、オーディオ入出力。対応フォームファクタはE-ATX / ATX / マイクロATX。

System2の拡張スロット数が4基、拡張カードスペースが320mmまで。搭載CPUの高さは最大155mmまで。搭載電源の奥行きは最大270mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、オーディオ入出力。対応フォームファクタはマイクロATX / Mini-ITX。

本体サイズはW381×D510×H580mm、重量は11.5kg。