千葉県・船橋市のご当地キャラクター・ふなっしー公認の弟「ふなごろー」が15日、都内で行われたバンダイの新商品『ふなっしーのめいっしー 第1弾』発売記念イベントでお披露目された。

『ふなっしーのめいっしー 第1弾』発売記念イベントに登場したふなごろー(左)とふなっしー

『ふなっしーのめいっしー 第1弾』(194円/税込/3枚入)は、ふなっしー公認の274人の兄弟たちや梨妖精などのキャラクター情報を記載した厚さ1mmの名刺風紙製プレート「めいっしー」3枚がセットになった商品。裏面の「QRコード」をスキャンすることで、スマートフォンやパソコンの専用Webサイト「ふなログ」でさまざまなコンテンツを楽しむことができ、「ふなログ」では、「ふなごろー」や「ふなっすー」、「ふなっ神」といったキャラクターも公開されている。

商品のPRに訪れたふなっしーは、「皆さんに紹介したい梨が来たなっしー」と言って弟のふなごろーを呼び入れ、人間界に遊びに来たという弟は「人間界の皆さん、こんにちはなっぴー! ふなごろーなっぴー!」と可愛らしい声であいさつ。274体いる兄弟の中でも一番仲がよかったらしく、ふなっしーは「よーしよしよしよし!」と"梨"可愛がりで再会を喜ん でいた。

ふなごろーの最大の特徴は、お尻についている"いも虫"の半身。ふなっしーをはじめとした"梨妖精"は、人間界に来る際に船橋の梨農園の梨に憑依して"梨妖精"になるが、ふなごろーは「いも虫に食われている梨に憑依しちゃったから"いも虫とのハーフ"になってしまった」という。そんなふなごろーは、今回の商品発表がうれしかったのか興奮のあまり、"梨汁ブシャー"ならぬ"絹糸ブシャー"でお尻の先から絹糸を噴射。勢い余って報道陣に降りかかってしまい、「ごめんなっぴー。許して欲しいなっぴー……」と平謝りした一幕も。2人は、10月18日からオンエアされるCMでも初共演を果たすが、ふなごろーが「ヘッドバンキングがお兄ちゃんより低かったなっぴー」と反省すると、ふなっしーは「構造上の問題なっしー」と返して、報道陣の笑いを誘った。

今後の2人の活動はノープランながらも、ふなごろーは「兄ちゃんと離れたくないなっぴー」とアピールし、機会があれば一緒に仕事をしていきたいという。「今まで1人でやっていたので、ようやく身内が来てくれてうれしいなっしー!」と興奮気味のふなっしーだったが、弟に人気が出たら? の問いには「そろそろ疲れてきたので、辞めてふなごろーのマネジメントするなっしー」と世代交代も示唆。また「みんなが飽きたらさっと消えるなっしー。何の未練もないなっしー。みんなが望むうちはがんばろうかなと思ってるなっしー!」と心境を語っていた。

最後に二人は「『ふなっしーのめいっし』を集めてみんなで遊んでくれたら梨冥利に尽きるなっしー!」「よろしくお願いしますなっぴ!」とあいさつし、今度は角度をしっかりと調整して"絹糸ブシャー!"をお見舞いしていた。

『ふなっしーのめいっしー 第1弾』は、10月18日より1パック194円(税込/3枚入)で、全国の玩具店、百貨店、家電・量販店の玩具売り場、コンビニエンスストアなどで10月18日より発売開始。全36種類(超レア6種、レア13種、ノーマル16種、シークレット1種)で、裏面に書かれた価格・糖度・重量などの数値を使ってゆるいバトルをプレイでき、QRコードを読み取って専用サイト「ふなログ」でさまざまなコンテンツを楽しめる。また、『めいっしー』をコレクション・収納することができるファイル『ふなっしーのゆかいなめいっしーファイル 第1巻」も同日発売。ふなっしーとふなごろーは、今後、さまざまなPR活動も行うとともに、漫画誌『月刊コロコロコミック』(小学館)で連載中の漫画『ヒャッハーだよ♪ふなっしー』にも登場するという。

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