東京都・西新宿のホテル「ハイアット リージェンシー 東京」の「ペストリーショップ」は20日、ペストリー・ベーカー料理長の佐藤浩一氏プロデュースによる7種のクリスマスケーキと「シュトレン」の予約を開始する。
佐藤料理長は銀座「マキシム・ド・パリ」やフランス「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」で勤務したのち、2年前に現職へ。新作発表会では「この2年間、スタッフの育成と技術の向上に努めながら、3年目にしてやっとやりたいことができるようになりました。フランスで培ったスタイルを基本にしながら、幅広いお客様に楽しんでいただけるようラインアップを構成しています。ケーキは甘さを抑えつつ、素材の味をしっかり出しています」とスタッフとともに作り上げたクリスマスケーキへの思いを語った。
変化に富んだ新作3種、定番4種のクリスマスケーキと「シュトレン」
「クリスマスツリー」(6,480円・以下全て税込価格)は、高さ約20cmのツリー風ケーキ。舌触りの良いフロマージュ(チーズ)ムースをカラフルなマカロンやプティシューケット、ドラジェなどのオーナメントで飾っている。中心には甘酸っぱいアプリコットジュレとアールグレー風味のミルクチョコレートムース、サブレが散りばめられている。土台はチョコレートサブレ。
マカロンやムースなど各々の要素がしっかり作りこまれており、一口ごとに変化のある味や食感が楽しめる。また、ツリーの形がなんとも愛らしく、これ1つでクリスマス気分が高まる1品になっている。数量限定販売の予定。
「モンブラン」(ドーム型直径約15cm/3,996円)は、マロンをたっぷり使った同店人気のケーキをクリスマスアレンジしたもの。
歯ごたえのあるマロンタルトの上にメレンゲやマロンシャンティを重ねており、ドーム状にたっぷりとしぼったマロンクリームは松ぼっくりをイメージしているという。
ミルクの味わいを生かした無糖の生クリームと濃厚なマロンクリームを使用することで、素材の個性が感じられる濃厚な味わいに仕上がっている。
そのほかチョコレート菓子を得意とする佐藤料理長が"本領を発揮した"という「ブッシュド・ノエル」(約8×17cm/4,104円)や、イチゴクリームとピスタチオムースを合わせた「クリスマスリース」(リース型・直径約18cm/3,888円)、生のいちごを使った定番の「クリスマスショートケーキ」(約8×12cm/2,484円)、「レミーマルタン V.S.O.P.」を使用した洋酒の香りを楽しめるチョコケーキ「ノワール」(約5×14cm/2,916円)、冷凍ケーキの「サパン・ド・フレーズ」(三角形・約18×14,5cm/5,400円)、焼き菓子「シュトレン」(600g/2,916円)がラインアップされている。
なお、クリスマスケーキに使用するチョコレートの大半はイタリアのドモーリ社のものだという。予約期間は10月20日から12月20日で、時間は期間中の10時から21時まで。引渡し期間は12月20日から12月25日で、時間は11時から20時まで。「シュトレン」は11月20日から販売している。場所は同ホテル2階、ロビーフロアの「ペストリーショップ」で、予約受付は電話からも行える。