NECパーソナルコンピュータは15日、同社製ノートPCのフラグシップシリーズ「LaVie L LL750/TS」の2014年秋冬モデルを発表した。本稿では、夏モデルの外観を引き継ぎつつ、プロセッサや液晶を強化した「LaVie L」のクリスタルレッドモデル「LaVie L LL750/TSR」を写真で簡単に紹介しよう。なお、本機は試作機のため、製品版とは異なる場合がある。

LaVie L LL750/TS

夏モデルを引き継いだ外観は、光沢の強い塗装が特徴。クリスタルレッドモデルは特に鮮やかな赤が印象的なモデルだ

夏モデルで展開していた上位モデル「LL850」と下位モデル「LL750」を、「LL750/TS」として一本化した、2014年秋冬の「LaVie L」。価格はオープン。税別の店頭予想価格は199,800円前後となっており、同社の直販サイトでは税別144,800円から提供している。発売時期は10月23日から順次。

基本スペックをまとめると、CPUはHaswell RefreshのIntel Core i7-4710MQ(2.50GHz)、チップセットがMobile Intel HM87 Express、メモリがPC3L-12800 8GB(8GB×1、最大16GB)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)などとなる。OSはWindows 8.1 Update 64bit版。Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービスが付属する。

本体内部。ストレージはNAND型フラッシュメモリを組み合わせた約1TBのSSHDを内蔵する

ディスプレイは15.6型のフルHD解像度(1,920×1,080ドット)で、新たに高輝度・高色域技術「スーパーシャインビュー液晶LED-EX2」を採用した、タッチ対応IPS液晶を採用する

チルトホイール付きのBluetoothレーザーマウスが付属する。ACアダプタは従来製品と同じものを採用し、サイズはW133.5×D59.5×H31.6mmだ

キーボードはテンキー付の日本語106キー。キーピッチは19mmと広く取られ、キーストロークも2.0mmを確保する

本体サイズはW382×D270×H33.1mm、重量は約3.0kg。バッテリ駆動時間は約3.5時間(JEITA 2.0)/約4.5時間(JEITA 1.0)。通信はGigabit対応有線LANに加え、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0にも対応する。

本体左側面。HDMI×1、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANポート×1、USB 3.0×2、ヘッドホン出力×1、マイク入力×1を配置

本体右側面。音量調節ダイヤル、USB 3.0×2、光学ドライブを配置

光学ドライブはBDXL対応ブルーレイディスクドライブを採用する

標準バッテリパックの重さは約225g。バッテリ駆動時間は、JEITA 2.0測定法で約3.5時間となる

FR-Port方式のヤマハ製ステレオスピーカーを内蔵(2W+2W)。きょう体の特性に合わせた音質調整と音響効果を持つ総合サウンド処理技術AudioEngine機能も搭載し、Music、TV、Cinema、Live、Sportsの5つの音響効果を選択できる。本体前面にはSDXC対応のSDカードスロットも備える