落語家でタレントの笑福亭鶴瓶が、10月28日スタートのテレビ東京系の新番組『チマタの噺』(毎週火曜 23:58~24:45)でMCを務めることになり14日、都内で行われた会見に出席した。

報道陣の取材に応じた笑福亭鶴瓶

同番組は、「他愛もない事でも1人1人の行動には必ず何か意味がある」という一般の人の何気ない行動に焦点を当て、それを題材に笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティー。笑福亭鶴瓶がMCを務める。

この日はおすぎとピーコをゲストに迎えた第1回(28日放送分)の収録が行われ、収録後には鶴瓶は報道陣の取材に応じた。プロデューサーから1976年に同局の番組で下半身を露出する事件の話題を振られた笑福亭鶴瓶は「あの事件は再現フィルムで終わったでしょ! ここに来ると言われるんやから。あれは脳が固まってなかった時代の話ですから」と上手くかわし、収録の感想について「すごく面白かったですね。おすぎとピーコさんは毒があって。1回目の収録は楽しかった」と満足げ。新番組の意気込みについて問われると「意気込みがないのがこの番組。どの番組でも同じですが、流れていくまま。こうならないという思いの無いところがこの番組の良さですよ」と自然体を強調した。

第2回のゲストには笑福亭鶴瓶が希望したというJRAの福永祐一騎手が登場。「案外この人に来て欲しいと言ったことがないんですが、福永さんと話したいからお願いしました」と自らアプローチしたようで、今後出て欲しいゲストに「今関心のあるのはすみれさん」とし、「あの人、人間が大きいと思うんです。1時間喋れるかは分かりませんが(笑)、面白いと思いますよ。無理やろうけど、あの格好(CMで着用したラムちゃんのコスプレ)で来てくれたら余計面白いやろな」とラブコールを送っていた。