秋真っ盛り。ごはんが美味しい季節です。レストランやカフェに行くと、テーブルの上に並んだ料理の写真を撮っている人をよく見かけますが、撮った写真はどうしてますか? そのままカメラロールに入れておくだけではもったいない。今回は、美味しいものの情報を楽しく実用的にシェアできるアプリと、旬の食材を美味しくヘルシーに料理するためのアプリを紹介します。
おいしく作ってシェアしたい、クッキングコミュニティアプリ
毎日の料理でコミュニケーションする『ペコリ』
『ペコリ』は手作り料理でつながるコミュニティアプリ。自分で料理の写真を投稿したり、他のユーザーが投稿した写真にFacebookの「いいね!」のように「ペコリ(おいしそう)」を付けたり、レシピ付き投稿を「マネしたいリスト」に追加し、あとで参考にすることができます。運営側から旬の食材やイベントに合わせたの特集が提供されるので、季節感もたっぷり。
特定のユーザーをフォローできる仕組みなので、スイーツが得意な人、お弁当が上手な人など、参考にしたいユーザーをフォローしておけば、新着の投稿が「マイキッチン」ページに表示され、見逃しません。
おいしそうな写真が撮れる加工機能が充実しているのも特徴。「ふんわり」「あつあつ」「ジューシー」など、料理の特徴に合わせたフィルターで自動的にいい感じに仕上げてくれます。文字をオリジナルの「スタンプ」にして、自分らしい写真に加工するのも簡単。知らない人も気軽にフォローして、ちょっとしたコミュニケーションができる、SNSらしさの生きたコミュニティです。
タイムラインに続々レシピが届く『Snap Dish』
『Snap Dish』も料理コミュニティですが、こちらはもっと実用的にレシピとして活用出来る機能が豊富。人気の料理やジャンルからレシピを探し、「スター」をつけておけばいつでも参考に。テーマごとに人気の投稿をまとめた公式クックブックもあります。レシピを参考に料理を作ったら、写真に撮って「つくフォト」を投稿。同じレシピでも、いろいろな人のアレンジや仕上がりの違いを楽しめます。
企業の公式アカウントでは、調味料や食品、販売店、調理器具メーカーなどが、それぞれの商品を使ったレシピを公開中。それらの商品を使ったユーザーからの投稿も紹介(リスナップ)されています。NHK「きょうの料理」の公式アカウント「みんなのきょうの料理」も。
投稿に便利な写真の加工機能も搭載。「レア」「ミディアム」「ウェルダン」というフィルタと、簡単に調整できるぼかし機能で、家の蛍光灯の明かりで撮った写真もおいしそうに仕上げることができます。
おいしいお店の評判を見逃さない! ソーシャルグルメ情報アプリ
信頼できるユーザー投稿でグルメマップ作り『Rettyグルメ』
食べ歩き派には、グルメ情報でつながるコミュニティサービス『Rettyグルメ』がオススメ。マップや検索から店舗を選んでその店舗に対する投稿を見たり、ユーザーをフォローしてその人の投稿をチェックできます。ラーメン好き、スイーツ好きなど、趣味の合うユーザーを見つけてフォローしておけば、自分のホームにその投稿が流れてきます。気になった店舗は「行きたいお店」に登録し、自分用のグルメマップとして活用できます。
レビュー投稿時には、写真・コメントと評価、利用シーンなどを入力。写真は20枚まで添付できます。写真の加工機能がないので、あらかじめ良い感じに補正しておくのが良いでしょう。コメントをどこまで詳しく書くかはユーザー次第。ただし、実名登録することが基本になっているので、信頼感ある情報発信を心がけましょう。運営側が提供するニュース・特集や、登録したエリアの情報をチェックできる「話題のお店」機能なども活用すれば、身近なグルメ情報集めに役立ちます。
人気店だけをピックアップ『リピ店グルメランキング by ミイル』
初めて行った場所や慣れない場所で人気のある店を探すのは難しいもの。そんな時に参考になるのが『リピ店グルメランキング by ミイル』です。クッキング&グルメ情報のコミュニティアプリ「ミイル」に投稿された200万枚件以上の写真と投稿日時から、独自のアルゴリズムでリピーターの多い店舗を抽出。起動するだけで現在地周辺の店舗がランキング表示されます。
現在、予算やジャンル・距離などで店舗を絞り込みできる機能が無料で提供されているので、「徒歩5分以内で人気のラーメン屋」といった探しかも簡単。もちろん、お店のマップや営業時間といった基本情報もきっちり掲載。「ミイル」への投稿も表示できるので、メニューの下見にも便利です。
食べ過ぎですか? ヘルシーなメニューはこちらです
バランス献立と食材の知識でヘルシーな食生活『e食材辞典』
「レシピ」と「献立」は似ているようで別のもの。献立は、主菜・副菜といった一食分のバランスを考えなくてはなりません。そんな時に参考になるのが『e食材辞典』です。自分の年齢や身長・体重などを登録すると、専用の献立を日替わりで作ってくれます。
塩分を控えたいとか、アレルギー食材を外したいといったカスタマイズもでき、毎食のメニューはお好みで入れ替えも可能。入れ替えた分は全体のバランスをチャートで確認して、オーバーした分は明日は控えるといった調整にも役立ちます。
献立メニューからレシピを開けば、材料・写真入りの作り方とあわせて動画も掲載。野菜や果物の切り方や魚のおろし方まで、写真だけでは調理法がよく分からないという人でも安心です。食材辞典の機能では、食材ごとに選びかたや下処理のコツ、保存方法などを表示。栄養成分や歴史的背景といった知識も身につきます。健康的な生活のための食の知識全般をサポートしてくれるアプリです。
COOKPADからヘルシーを厳選『ダイエット ひとりぶん』
帰宅時間は遅くても、家でご飯を食べたい。できれば手軽にヘルシーに! という時には『ダイエット ひとりぶん』が役立ちます。日本最大級のレシピサイト「COOKPAD」からダイエットにオススメのレシピだけを集めたアプリ。どのメニューも500kcal以下、一人分で作りやすいレシピなのが特長です。
「和えるだけ」や「レンジだけ」といった調理法や、「ボリューム重視」「野菜たっぷり」などの傾向別に分けて、多数のレシピをリスト表示。また、特に低カロリーやものや胃に優しいメニューを集めた「夜遅ごはん」というカテゴリも。カロリーでソートできるので、カロリー制限をしている時でも選択肢が豊富に見つかります。
COOKPADのアカウントとの連携が可能で、「レシピを保存」からCOOKPADアプリに移動して「MYフォルダ」に保存が可能です。このアプリ内でのブックマークやお気に入り登録機能がないことがちょっと難点ですが、目的に合わせて併用するのが便利かも。
(提供:iPad iPhone Wire) |