エレコムは14日、法人向けGigabit Ethernet対応スイッチングハブとして、「EHB-SG2A16」と、PoE給電対応の「EHB-SG2A16-PL」を発表した。10月中旬より発売する。価格は34,500円より。
EHB-SG2A16
Gigabit Ethernetに対応した法人向けのスイッチングハブ。価格は34,500円。放熱性に優れたメタルケースを採用し、動作環境温度50度を達成。工場など室温が高くなりやすい環境下でも安定して動作する。
ポート数は「16」で、SFPスロット×2基を搭載。オプションでモジュールを追加することによって、光ファイバーを利用した高速長距離通信が可能になる。VLANやQoSにも対応し、これらの設定はWebブラウザから行える。「ループ検知・防止機能」を搭載するほか、「らくらく節電E機能」では、未接続のポートやリンクしていないポートなどを自動判別して消費電力を調整する。
最大パケット転送能力は26.8Mpps、フィルタリング速度は最大1,488,000パケット/秒(1000Mbps時)、最大実行伝送速度は18.0Gbps。ジャンボフレーム / ノンブロッキング / スパニングツリーなどに対応する。19インチラックに固定可能な専用取り付け金具が付属。本体サイズはW430×D180×H44mm、重量は約1.9kg。
EHB-SG2A16-PL
「EHB-SG2A16-PL」は、すべてのポートが「IEEE802.3af/at準拠」のPoE給電に対応するモデル。価格は59,400円。IEEE802.3at規格において1ポート最大31.5W、IEEE802.3af規格において1ポート最大15.4Wの電源供給が可能。トータルで合計190Wまでの電源供給が可能となっている。本体サイズはW440×D350×H44mm、重量は約4.1kg。そのほかの仕様は「EHB-SG2A16」とほぼ共通。