東芝は14日、2014年秋冬モデルのPC新製品として、4Kディスプレイ搭載15.6型ノートPC「dynabook T95/NG」を発表した。液晶サイズは15.6型で、解像度は3,840×2,160ドット。発売は10月17日から順次。価格はオープンで、店頭予想価格は税別230,000円台半ば。
同社の4KノートPC「dynabook T954」の後継機で、OSおよびプロセッサの強化に加え、10月1日に発表された日本独自のOffice「Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス」を搭載する。このOfficeは、購入PCで永続的に使用できるデスクトップ版Office(従来と同等)に加え、1年間のOffice 365サブスクリプションが付属するものだ。
その他の特徴はT954を引き継ぐ形となる。出荷時に1台1台色調整(キャリブレーション)を施すほか、静止画で微細なテクスチャや輝きを復元する、4K対応液晶テレビ「REGZA (レグザ)」の「CEVO Engine CEVO」をベースとした超解像技術「レゾリューションプラス」も搭載する。
液晶は光沢仕上げのタッチパネル付き。SDカードスロットは、カメラで撮影した4K映像の転送にも役立つUHS-II規格に対応。ソフトは「Adobe Photoshop Lightroom 5」やカラーマネージメントアプリ「Chroma Tune for TOSHIBA」などが付属する。
主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4710HQ (2.5GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB (4GB×2)、グラフィックスがAMD Radeon R9 M265X、ディスプレイが15.6型ワイド液晶 (3,840×2,160ドット、タッチパネル)、ストレージが1TB SATA ハイブリッドドライブ、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、1000BASE-T対応有線LAN。インタフェースはUSB 3.0×4、HDMI、約92万画素のWebカメラなどを装備する。スピーカーはharman/kardon製で、ワイヤレスレーザーマウスが付属する。
サイズはW377.5×D244.0×H27.9mm、重量は約2.4kgで、T954と同等。バッテリ駆動時間は約3.6時間(JEITA 2.0)/約4.0時間(JEITA 1.0)。