東芝は14日、2014年秋冬モデルのPC新製品として、15.6型のスタンダードノートPC「dynabook T75」「dynabook T65」「dynabook T55」の3製品を発表した。発売は17日より順次。価格はオープンで、店頭予想価格は税別140,000円台半ばから。
いずれもWindows 8.1 Update 64bitを搭載し、日本独自エディションの最新Office「Office Home and Business Premium プラス Office 365サービス」が付属。プロセッサには、dynabook T75で低電圧版Core i7、dynabook T65でCore i5、dynabook T55でCore i3を搭載し、いずれも4K解像度のHDMI出力に対応する。
夏モデルに続き、スピーカーは米オーディオブランド「Skullcandy」監修のオンキヨー製ステレオスピーカーを搭載。バッテリは、満充電を繰り返してもバッテリ寿命が長持ちする「長寿命化充電制御方式」を採用する。
dynabook T75
「dynabook T75」は、CPUにIntel Core i7-4510U (2GHz)を採用する上位機で、同社製ノートPC最上位モデル「dynabook T85」から、タッチ機能や「Adobe Photoshop Elements 12」のバンドルを省いたモデル。店頭予想価格は税別180,000円台半ば。
上記を除く主な仕様は、メモリがPC3L-12800 8GB (8GB×1)、ストレージが1TBハイブリッドドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400 (CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型IPS液晶 (1,920×1,080ドット、タッチパネル)、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブなど。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、1000BASE-T対応有線LAN。インタフェースはUSB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI、D-Sub、約92万画素のWebカメラなどを装備する。
本体サイズはW380.0×D259.9×H23.5mm、重量は約2.3kg。バッテリ駆動時間は約4.3時間 (JEITA 2.0)/約6.0時間 (JEITA 1.0)。カラーはリュクスホワイト、プレシャスブラック、サテンゴールド、モデナレッドの4色。
dynabook T65
「dynabook T65」はCPUにIntel Core i5-4210U (1.70GHz)を搭載した中位モデルで、店頭予想価格は税別160,000円台前半。
上位モデルT75との主な違いは、液晶が1,366×768ドット、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、バッテリ駆動時間が約4.9時間(JEITA 2.0)/約6.8時間(JEITA 1.0)となる点など。カラーはサテンゴールド、モデナレッドの2色。
dynabook T55
「dynabook T55」はCPUにIntel Core i3-4025U(1.90GHz)を搭載する下位モデルで、店頭予想価格は税別140,000円前後。
上位モデルT65との主な違いは、メモリが4GBとなる点。カラーはリュクスホワイト、サテンゴールド、モデナレッドの3色。