左から、北川里奈、中島愛、潘めぐみ

10月11日より公開されているアニメーション映画『ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ』4日間連続舞台あいさつの4日目が13日、東京・渋谷TOEIで行われた。

公開日の前日から行われた4日間連続の舞台あいさつもこの日が最終日となり、キュアラブリー役の中島愛、キュアプリンセス役の潘めぐみ、キュアハニー役の北川里奈の3人が登壇。ステージには、10周年を記念して歴代プリキュア33人の人形が勢ぞろいした。印象に残っている作品について中島は『ふたりはプリキュア』を挙げ、なぎさ(キュアブラック)やほのか(キュアホワイト)と同年代だったため「2人が喧嘩をした回」が印象に残っているという。また喧嘩をしても「最後はお互いが大事であることを美しく描くのがプリキュアの原点」と語っていた。

続く潘が挙げたのは『ハピネスチャージプリキュア!』のシリーズディレクターである、長峯達也氏が担当した『ハートキャッチプリキュア!』。中でもキュアマリンをリスペクトしていたようで、キュアマリンを演じる水沢史絵に会った際には、パイナップルバトンリレーをしたという。北川が選出したのは『スマイルプリキュア!』で、キュアピースのじゃんけんが毎回楽しみだったという。また、『ドキドキ!プリキュア』では、劇中でアイドルをしているまこぴー(剣崎真琴)が歌うシーンに涙したといい、自身もキュアハニーとして「しあわせごはん愛のうた」を歌うことで「何かに対する愛情を歌うことを継げたと思っています」と話していた。

本作の挿入歌「勇気が生まれる場所」は、キュアフォーチュン役の戸松遥が最初にレコーディングをしており、キュアフォーチュンの歌い出しはTVアニメの内容にも通じていると中島は話しており、「作品のストーリーを彷彿するように、サビでみんなの声がひとつになる瞬間は鳥肌もの。ぜひ歌詞カードを見ての歌詞を誰が歌っているのかも注目して欲しいです」と伝えていた。

最後に、キャストそれぞれから本作や10周年への想いが改めて語られ、中島は「『ハピネスチャージプリキュア!』が始まる時に誓った、10周年の歴史に恥じないよう新しいチームとしてがんばるぞ! という想いのひとつが映画という形になり感慨深いです。初代から始まったプリキュアの歴史は伝説だと思いますし、改めてその偉大さを感じました。TVシリーズ最終回を迎えるまで、一生懸命それを紡いでいきたいです」と決意を新たにしていた。