左から北川里奈、中島愛、潘めぐみ

10月11日より公開されているアニメーション映画『ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ』4日間連続舞台あいさつの3日目が12日、東京・渋谷TOEIで行われた。

この日のあいさつには、キュアラブリー役の中島愛、キュアプリンセス役の潘めぐみ、キュアハニー役の北川里奈の3人が、それぞれの演じるプリキュアの人形を手に登壇。中島が「ラブリーはやっぱり"スーパーハピネスラブリー"を見てもらいたかったです。変身シーンはカッコ良かったですよね!」と問いかけると、来場者たちから「カッコ良かったー!」の声が上がった。続けて中島は「シャイニングメックドレッサーとつぶやくところとか、ちょっと大人っぽく始まっているので、これまでのパワフルなラブリーとは違う一面をお伝えできたのかなと思います」と、『ハピネスチャージプリキュア』初の単独映画の魅力を伝えた。

キュアプリンセス役の潘は、自身のアドリブシーンについて言及。中でも「テレビシーリズをご覧の人にはおなじみだと思いますが、サイアークがジークと姫のいいところで登場するので、サイアークに対して『あんたって本当、サイアーク!』って叫ぶのですが、これがアドリブなんです」と説明すると、会場からは驚きの声も。そして北川は、劇中の相良誠司が舞踏会のシーンに思わず見とれてしまったことを明かしつつ「普段は朗らかなハニーが、クライマックスに向けてボルテージが上がっていくシーンは演技をする上でも気合いを入れましたね」と収録を振り返った。

また、この日の3人の衣装は劇中の舞踏会をイメージ。中島は普段から長めのスカートが多く、丈の短いワンピースは珍しいという。中島はキュアラブリーをイメージしたピンクの髪留め、潘は北川と戸松から誕生日にプレゼントされたキュアプリンセスと同じブルーのリボンのピン留め、北川はキュアハニーの色と合わせた黄色のシュシュや髪留めと、それぞれのキャラクターがモチーフに。北川のシュシュは、中島から誕生日にプレゼントされたもので、隣の中島は「朝から気がついていたんですけど、恥ずかしくて言い出せなくて、ニヤニヤしていました。私って怖い!(笑)」とはにかんでいた。また、この日は中島が演じるキュアラブリー/愛乃めぐみの誕生日ということもあり、観客の拍手に笑顔で応えた。

最後に、中島は「一人ひとり、大好きなものや大切ななものがあると思います。誰になんといわれても譲れないものがあるということが、この映画では描かれていると思います。色々なことがあると思いますが、きっと笑顔に慣れることが待っています。この映画を観て、そういったものを感じてもらえたらうれしいです」と作品に込められたメッセージを伝えていた。