TBS系の連続ドラマ『Nのために』の制作発表会が11日、都内で行われ、キャストの榮倉奈々、窪田正孝、賀来賢人、小出恵介、徳井義実、小西真奈美、三浦友和が出席した。
17日にスタートする同ドラマは、湊かなえの同名小説(双葉文庫刊)を実写化した純愛ミステリー作品。"ある計画"を立てたことで、セレブ夫妻殺人事件に関わることになった希美(榮倉)、成瀬(窪田)、安藤(賀来)、西崎(小出)。その10年後、事件の判決に疑問を抱く元警察官・高野(三浦)は、希美と成瀬が15年前に起こした“ある事件”が発端だと確信する――というストーリーで、ドラマは毎週金曜日22時から放送。
主演の榮倉は、瀬戸内海でのロケを終え、「壮絶なシーンもあって大変だったけど、キラキラした爽やかな景色の中で対比するドラマを楽しみにしてます」と期待を寄せ、「原作が抜群に面白い。一生懸命に頑張る希美ちゃんを演じられたら」と今後への意気込みを。また、「ピュアな気持ちと純愛があって、罪を共有するミステリー。綺麗事だけじゃない芯がある作品」とアピールした窪田は、榮倉と自転車で2人乗りをするシーンが印象に残ったそうで、「3日間かけて朝早くから撮影したので、足がパンパンになった」と振り返ると、荷台に乗っていた榮倉は、「私は楽だった。ごめんなさい」と窪田に笑顔を向けながら、撮影の苦労をねぎらった。
一方、夫役の徳井とともに殺人事件に巻き込まれるセレブ妻を演じた小西は、「頼れるお兄さんという感じで、おしゃべりも楽しい。ガールズトークをしてるみたいで、女子っぽい」と初共演ながら撮影を楽しんだようで、徳井も「そうだよね~。内面はオネエっぽいんです」と苦笑い。また、見どころについて、「ノーコメント。『別に……』ということで」と笑わせた徳井は、飼い猫のために早く帰宅していることを明かしつつ、自身にとっての“N”を、「仲間」と即答し、榮倉に「えっ、猫じゃないの!?」と突っ込まれる場面も。そんな榮倉は、“~のために”やったことを聞かれると、「このドラマを大画面で見るために、大きなテレビを買いました。私も猫を飼っているので、一緒に観たい」と65インチの大型テレビを購入したことを明かしていた。