ASUSTeK Computerは10日、AMD Radeon R9 285を搭載するグラフィックスカード「STRIX-R9285-DC2OC-2GD5」を発表した。10月11日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は46,000円前後。
AMD Radeon R9 285Xを搭載するグラフィックスカード。GPUの温度が上昇したときにのみファンを動作させる「ゼロノイズファン」機能を搭載。負荷が軽いときはファンを回さず、3Dゲームなどの重い処理はファンを回して冷却と安定性を高める。GPUクーラーには、ヒートパイプをGPUに密着させた「DirectCU II」を搭載する。
マザーボード用のデジタル電源回路にも使われている「DIGI+ VRM」電源回路を搭載。構成は8フェーズで、最高15%の効率向上化を図り発熱量を減らしつつ、最大30%の電流ノイズを抑制している。コンデンサやコイルにはASUSがカスタマイズしたオリジナル部品を用いた。
リアルタイムハードウェアモニタ&OCツール「GPU Tweak」も付属。Windows上からオーバークロックの設定などが行えるほか、ストリーミング動画配信機能を搭載・ゲーム画面などをリアルタイムで配信できる。
主な仕様は、ストリームプロセッサ数が1,792、コアクロックが954MHz、メモリクロックが5,500MHz、メモリが256bit接続のGDDR5 2GB、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express 3.0 x16。映像出力インタフェースはHDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源コネクタは6ピン+6ピン。本体サイズは約W269×D140×H41mm。