2015年1月9日に公開されるアニメーション映画『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』のティザービジュアル、ストーリー、上映劇場が公開された。
10月9日よりフジテレビの「ノイタミナ枠」で放送がスタートした『PSYCHO-PASS サイコパス2』に後続する新たなストーリーとして描かれる劇場版の舞台は、日本政府が紛争国に「シビュラシステム」と無人ロボット・ドローンの輸出を開始した2116年。SEAUn(東南アジア連合/シーアン)は「シビュラシステム」を実験的に導入し、管理下に置かれた水上都市シャンバラフロートはつかの間の平穏と安全な生活を手に入れたものの、SEAUnから日本へテロリストが進入。「シビュラシステム」をかい潜るテロリストたちに見えるある男の影――そして刑事課一係の常守朱はシャンバラフロートの捜査へ旅立ち、新たなる地にもたらされた正義の真実が明らかになるという。
そして、公開されたティザービジュアルでは、ドミネーターを手にした常守朱の姿に「私は戦う。銃が正義を支配する世界で」というコピーが明らかに。合わせて、『PSYCHO-PASS サイコパス』公式サイトにて上映劇場が発表されている。
TVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』は、2012年から2013年にフジテレビの「ノイタミナ」枠で放送され、総監督の本広克行氏(『踊る大捜査線』シリーズ)、ストーリー原案の虚淵玄氏(ニトロプラス/『魔法少女まどかマギカ』『仮面ライダー鎧武/ガイム』)をはじめとする豪華なクリエイター陣によるハイクオリティな作品として大きな話題を呼び、幅広いファンを獲得した近未来SFアニメーション。人々の精神が数値化される近未来で、正義を問われる警察のドラマを描き、緻密且つ大胆に書き上げたディストピアSF作品としてファンの間で期待が拡大。10月9日からは『PSYCHO-PASS サイコパス 2』の放送がスタートし、新たにシリーズ構成として、『天地明察』などで知られ、『攻殻機動隊ARISE』など手がけたSF描写のトップライター・冲方丁を迎えている。この『PSYCHO-PASS サイコパス 2』を経て、2015年1月9日に『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』が公開される。
2112年、新人監視官の常守朱と執行官の狡噛慎也は、ひとりの男と巡り合う。その男は、かつて起きた事件の黒幕。そして狡噛の復讐相手だった。その男――槙島聖護は、平和を支えるシステムの根幹を揺るがし、正義のありかを問いかけた。 やがて狡噛は自らの正義を槙島に遂行し、その身を隠遁してしまう...
2116 年――日本政府は紛争国へ「シビュラシステム」と無人ロボット・ドローンの輸出を開始。世界にそのシステムの手を広げようとしていた。内戦状態だった SEAUn(東南アジア連合/シーアン)は「シビュラシステム」を実験的に導入。管理下に置かれた水上都 市シャンバラフロートはつかの間の平穏と安全な生活を手に入れた。だが、その SEAUn から日本へテロリストが送られる。「シビュラシステム」をかい潜り、中枢へ攻撃を仕掛けようとするテロリストたち。そこにはある男の影が落ちていた。刑事課一係の常守朱はシャンバラフロートの捜査へ旅立つ。新たなる地にもたらされた正義の真実が明らかになる――。
■『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』スタッフ 総監督:本広克行 監督:塩谷直義 ストーリー原案:虚淵玄(ニトロプラス)
脚本:虚淵玄(ニトロプラス)、深見真 キャラクター原案:天野明
キャラクターデザイン:恩田尚之、浅野恭司 総作画監督:恩田尚之
音楽:菅野祐悟 アニメーション制作:Production I.G
制作:サイコパス製作委員会
(C)サイコパス製作委員会