三菱自動車は9日、電気自動車「MiEV(ミーブ)」シリーズの「i-MiEV(アイ・ミーブ)」「MINICAB-MiEV VAN(ミニキャブ・ミーブ バン)」「MINICAB-MiEV TRUCK(ミニキャブ・ミーブ トラック)」の3車種に、安全機能を装備するなどの一部改良を実施して発売した。
今回の一部改良では、MiEVシリーズ3車種に、アクセルオフによる回生ブレーキで強い減速度を検知すると、ブレーキペダルを踏まなくてもストップランプが自動で点灯して後続車に注意を促す機能を標準装備。また、傾斜のある駐車場などで充電中にパーキング以外にシフトチェンジすると、車両の動き出しを防止するためにブザーを鳴らしてドライバーに警告する機能も標準装備されている。
電気自動車の普及促進のために車両本体価格の引き下げも実施され、i-MiEVで最大約26万円、MINICAB-MiEV VANで最大約27万円、MINICAB-MiEV TRUCKで約25万円の値下げを実施している。新たな価格は、i-MiEVが226万1,520円~283万8,240円、MINICAB-MiEV VANが198万6,120円~239万6,520円、MINICAB-MiEV TRUCKが165万5,640円(いずれも税込)。