富士通は9日、2014年秋冬モデルのPC新製品として、10.1型のWindows 8.1タブレット「ARROWS Tab QH55/S」を発表した。発売は12月中旬で、価格はオープン。店頭予想価格は税別110,000円強。
「QH55/S」は、2013年11月発売の「QH55/M」とは異なり、防水・防塵仕様ではなくなったが、スリムキーボードが標準で付属し、ノートPCのようなスタイルでも利用できる。液晶の解像度はアスペクト比16:10の1,920×1,200ドット。1,024階調対応の専用スタイラスペンが付属し(本体に収納)、Webページや写真、文書ファイルに手書き情報を加えられる。
主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3795 (1.59GHz)、メモリがLPDDR3-1066 4GB、グラフィックスがIntel HD Graphics (CPU内蔵)、ディスプレイが10.1型ワイド液晶 (1,920×1,200ドット、タッチパネル)、ストレージが64GB フラッシュメモリ、OSがWindows 8.1 with Bing 64bit。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、NFCを備える。インタフェースはUSB 3.0×1、USB 2.0×1、microHDMI、microSDカードスロット、リア800万画素とフロント200万画素のカメラを搭載する。バッテリ駆動時間はJEITA1.0 約17時間/JEITA2.0 約11時間 (タブレット単体使用時)。
タブレット単体のサイズと重量はW265.5×D188.8×H10.2mm/約680g。キーボード接続時のサイズと重量はW265.5×D223.8×H17.6~18.2mm/1.38kgとなる。Microsoft Office Home & Business 2013が付属する。