お笑いコンビ・ジャルジャルの冠バラエティー番組『ジャルやるっ!』(関西テレビ 毎週金曜24:50~)が10月17日放送分で放送200回を迎える。
ジャルジャルが毎回ゲストとともに街に飛び出し、さまざまな企画に挑む同番組は2010年10月にスタート。街行く人に財布の中身を見せてもらい、10人で“諭吉(=1万円札)”の数がぴったり55人になるよう奔走する「55人の諭吉」、20歳以下の若者に紹介された元カレ、元カノに会いに行く"元恋人"の数珠つなぎを続け、連続6人達成を目指す「moto6 R-20」などのレギュラー企画や、昨年からはジャルジャルがたっぷりとコントを見せる年1回の特別企画「コントスペシャル」を放送し、好評を博している。
200回を迎えるにあたり、福徳は「コツコツやってきたという感じがしますね」、後藤は「知らない間に200回という感じ。あっという間でした」と感想を。人気企画「55人の諭吉」で街の人々の財布をチェックしてきた福徳は「本当のお金持ちと小金持ちの差がわかる眼力がつきました(笑)」と思わぬ能力が身についたことを明かしたが、ユニークな趣向の企画が多いだけに苦労もあるよう。なかでも、今春スタートした、街行く人の携帯の検索履歴にあるワードで"しりとり"をつなげていく「ググって5」には悪戦苦闘している様子で、後藤は「しりとりが全然つながらない。つながりそうな人の目星をつけるのが難しいので、携帯を見せてくれそうな人を探すぐらいしかできません(笑)」と無茶ぶりの指令に応えるロケの裏話を明かた。
だが、200回の節目を超える『ジャルやるっ!』にますますの意気込みを見せるジャルジャルにも、これに負けず劣らずユニークな企画のプランがあるよう。後藤は「(矢野・兵動の)兵動さんがこの番組でスキンヘッドにしたんですけど、すごく似合ってたんで、定期的にスキンヘッドにしに行きたいですね。ひたすら兵動さんを(笑)」と先輩芸人のスキンヘッド企画を熱望。福徳も「人の家を模様替えしたいです。ここにコレ置くんや!って驚くような斬新なレイアウトの部屋に住んでいる人がたまにいるんで、僕も人の家でやってみたい」と奇妙な願望を語り、「あと、Mr.マリックさんにゲストで来ていただきたい。僕らは"マリックさん世代"なので。目の前で手品を見せてもらって、僕らがただ喜ぶという(笑)」と意外な?憧れの人にラブコールを送っていた。
なお、200回目となる10月17日は、ゲストにお笑いコンビのニッチェを迎え、神戸の街を巡る「55人の諭吉」を放送する。