厚生労働省は8日、2014年7月分の被保護者調査の結果を発表した。それによると、7月時点の生活保護受給世帯は前月比4,580世帯増の160万8,994世帯となり、3カ月連続で過去最多を更新した。
生活保護受給者数は前月比4,876人増の216万3,716人と、2カ月ぶりに増加した。
世帯別に見ると、高齢者世帯(男女とも65歳以上の世帯、またはこれらに18歳未満の未婚者が加わった世帯)が全体の約47%に当たる75万5,810世帯(前月75万3,055世帯)でトップ。以下、働ける世帯を含むその他の世帯が28万2,594世帯(同28万2,671世帯)、傷病者世帯が26万9,022世帯(同26万8,583世帯)、障害者世帯が18万4,961世帯(同18万3,899世帯)、母子世帯が10万8,315世帯(同10万8,026世帯)と続いた。