アスクは8日、ZOTAC製のグラフィックスカードとして、NVIDIA GeForce GTX 980/970を搭載する「ZOTAC GeForce GTX 980 AMP Extreme Edition」と、「ZOTAC GeForce GTX 970 AMP Extreme Edition」の2モデルを発表した。10月上旬より順次発売する。店頭予想価格は前者が90,000円前後、後者が60,000円前後。

ZOTAC GeForce GTX 980 AMP Extreme Edition

ZOTAC GeForce GTX 980 AMP Extreme Edition

Maxwellアーキテクチャ採用のグラフィックスカード。10月上旬より発売する。「AMP Extreme Edition」モデルとなったことで、新設計のオリジナルクーラー「IceStorm」を搭載。90mmファン×3基 / 銅製ヒートパイプ / 大型アルミフィンアレイ仕様のヒートシンクを装備し、それらをカーボンファイバーでコーティング。加えてファンカバーに砲金亜鉛合金を使用し、振動を抑制して耐久性も確保している。

コアクロックが1,291MHzに、ブーストクロックが1,393MHzにオーバークロックされており、オーバークロック用に専用モジュール「OC+」を搭載。独自のオーバークロックツール「FIRESTORM」により、クロック調整 / ファンコントロール / GPUのモニタリングなどが行える。そのほかにも、GPU電源をリアルタイムにモニターして最適化する「Power+」や、描画モードによってLEDの色を切り替える「LIGHT.id」などを備える。

主な仕様は、CUDAコア数が2,048基、コアクロックが1,291MHz、メモリクロックが7,200MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 4GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。出力端子はHDMI×1、DVI-I-DL×1、DisplayPort×3。補助電源は8ピン×2。本体サイズは約W299.97×D141.22×H48mm。

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ZOTAC GeForce GTX 970 AMP Extreme Edition

GPUにNVIDIA GeForce GTX 970を搭載するモデル。10月下旬より発売する。CUDAコア数は1,664基、コアクロックは1,203MHzで、そのほかの主な仕様は「ZOTAC GeForce GTX 980 AMP Extreme Edition」とほぼ共通。