KDDI、沖縄セルラーは8日、独立して動作する曲面ディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン「GALAXY Note Edge」を発売すると発表した。同端末のチャコールブラックモデルを10月23日より全国一斉に販売する。フロストホワイトモデルは11月中旬以降を予定。ドコモからも同一の端末が発売されるが、au限定機能も備えている。
GALAXY Note Edgは、スーパー有機EL(Super AMOLED)ディスプレイを搭載した約5.6インチサイズのスマートフォン。メインディスプレイのほかに、独立して動く曲面ディスプレイの「エッジスクリーン」も搭載したのが特徴。エッジスクリーンを通じてアプリや音楽プレイヤーの素早い切り替え、時刻、天気、ニュース、メジャーなどの各種情報を表示し、スマートフォンの新しいスタイルを提供する。au限定の機能として、au Eメール(@ezweb.ne.jp)やSMS受信時のアニメーション通知や本文表示も可能。
GALAXY Noteシリーズの特徴となるSペン機能も進化。ペンの感度がGALAXY Note 3の2倍の2,048レベルに向上し、筆記感を改善したほか、Sペンで線を引くことでPCマウスのように範囲選択やイメージ、テキストの一括選択も行える。また、2.7GHzのクアッドコアCPUを搭載し、処理速度も向上。1画面にアプリを2つ同時操作するマルチウィンドウ機能が快適になったという。
カメラ機能では、自分撮りを意味する"セルフィ"への対応強化を図った。サブカメラにF値1.9のレンズを採用し、最大120度の広角撮影に対応し、ワイド自分撮りが可能になった。サブカメラで集合写真も撮影できる。
通信面では、LTEの最新技術「キャリアアグリゲーション」や「WiMAX 2+」の高速データ通信に対応する。
上記以外の主な仕様は以下のとおり。OSはAndroid 4.4、RAMは約3GB、ROMは約32GB。サイズ/重量は、約82(W)x151(H)x8.5(D)mm、最厚部約10.1mm/約177g。カメラはメインが約1600万画素、サブが約370万画素。連続通話時間は約1300分、待受時間は3Gで約470時間、LTEで約440時間。通信面はWi-FiがIEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1、NFC、Wi-Fiテザリング(最大10台接続)、ワンセグ、フルセグ、おサイフケータイ、キャリアアグリゲーション、WiMAX 2+、WIN HIGH SPEED、グローバルバスポート(LTE/GSM/UMTS)に対応。
(記事提供: AndroWire編集部)