パナソニックは7日、耐落下・耐衝撃、防塵・防滴の頑丈設計タブレット「TOUGHPAD」の新製品として、7型の「FZ-B2」シリーズを発表した。発売は11月下旬で、価格はオープン。法人向けの製品となっている。

TOUGHPAD FZ-B2シリーズ

OSにはAndroid 4.4を採用し、現場ニーズに合わせた多彩なオプションを用意している。頑丈設計の仕様としては、約150cm落下(6面)の耐落下性能、耐振動性能、IP65準拠の防塵・防滴性能、耐環境性能(-10度~+50度で動作可能)など。

7型の液晶ディスプレイは解像度が1,280×800ドット(WXGA)で、5点マルチタッチに対応する。静電容量タイプのタッチ画面は、手袋をはめた手や、水濡れした手でも操作可能。ユーザーが交換可能なバッテリはホットスワップに対応しており、業務を止めない連続稼働を実現できる(バッテリ駆動時間は約7時間)。

ラインナップは、NTTドコモのLTEサービス「Xi」に対応したモデルと、対応しないモデルの2機種。主な仕様は、CPUがIntel Celeron N2930(1.83GHz)、メモリが2GB、ストレージが32GB eMMC。インタフェース類は、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、200万画素フロントカメラ、500万画素リアカメラ、USB 3.0×1、microSDカードスロット。Xi対応モデルはGPSも搭載する。本体サイズはW202.7×D132×H18mm、重量は約540g(Xi対応モデルは約550g)。

オプション類は、ACアダプター、カーアダプター、バッテリチャージャー(4連式)、カーマウンター(12月発売予定)、クレードル(簡易版)、スタイラスペン、バッテリパック、バッテリパック(L)、保護フィルム、ショルダーケース、ハンドストラップ、回転式ハンドストラップ。