ダイハツ工業は6日、15年ぶりにフルモデルチェンジを行って9月2日に発売した軽商用車「ハイゼット トラック」の受注状況を発表した。それによると、累計受注台数は発売後1カ月(10月1日現在)で月販目標台数(5,000台)の3倍を超える約1万7,000台となり、好調な立ち上がりとなっている。
ハイゼット トラックのフルモデルチェンジでは、軽トラックに求められる積載性、耐久性や防錆性能等の基本性能の進化に加えて、乗降性の向上や広い室内空間を確保を実施。新開発プラットフォームとドアの開度拡大により、女性や高齢者にも乗り降りがしやすくなったほか、様々な体格の人が運転しやすいように改良されている。
ノイズの抑制や静粛性の向上、操縦安定性と小回り性能向上も果たし、燃費の面では軽乗用車に採用されている低燃費化技術「e:Sテクノロジー」の導入やパワートレインの進化も行われたことで、JC08モード走行燃費はクラストップレベルの19.6km/Lとなっている。
また、幅広いニーズに対応すべく、全8色のカラーバリエーションをはじめ、用途や志向に合わせた「選べるカラーパック」「農業女子パック」「スタイリッシュパック」「ストロング防錆パック」など、豊富なパックオプションを用意したことで、幅広い購買層から支持を得ているとのこと。