タレントのマツコ・デラックスと予備校講師の林修が5日、東京・赤坂のTBS放送センターで行われた、バラエティー番組『マツコの知らない世界』の収録に参加した。
昨年まで深夜に放送され、今月14日から新たにスタートする同番組は、日常にある様々な"知らない世界"について紹介する情報トークバラエティー。その道のスペシャリストをゲストに招き、MCのマツコとトークを繰り広げる内容で、毎週火曜日21時から放送する。初回放送(21時45分~)は、予備校をテーマに林がゲスト出演するほか、プリン、フリーズドライの世界に迫る。
初回放送の収録後、報道陣の取材に応じた林は、「今まで世の中に出ていなかったことを伝えたかったので、良かった」と収録を振り返り、マツコとの初共演に、「誤魔化しが効かないくらい、見事に見抜かれてる。マツコさんみたいな聡明な方に対しては、潔く行くしかないとぶつかっていきました」と恐縮至極。そんな林の様子に、「超エロかったです」とニヤけるマツコは、「(林に対する)自分の想いが当たっていたと分かった。林先生を呼んでくれて、クソはクソなりに頑張ってるんだなと思った」とマツコらしい毒舌でキャスティングをしたスタッフに感謝していた。
また、「知らない世界を紹介しているようで、自分を暴き出されてしまうのがこの番組」と語った林は、子どもの頃に知りたかった世界について聞かれると、「数学の難問」と答え、マツコは「絶対、話合わない!」と苦笑い。そんなマツコも、「私も変な子だったみたい。友だちと遊んでても、友だちのお母さんと『週刊女性』を読んだりしてたから」と打ち明けつつ、今後、番組内で取り上げたい知りたい世界を聞かれると、「そんなのメディアで言えない内容。めくるめく世界よ。私の知りたいことってテレビ向きじゃない。フラストレーションが溜まる一方」とこぼしていた。