タレントのボビー・オロゴンが、5日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『有吉反省会』(毎週日曜22:30~22:56)に出演し、「大物芸人の立ち振る舞いをパクっている」という疑惑を否定した。

『有吉反省会』に出演したボビー・オロゴン

片言の日本語と自由奔放なキャラクターで人気のボビー。6年前からテレビ埼玉で冠番組『ボビー's スタジアム』がスタートした。埼玉の良さを伝えることを目的としているが、番組でのボビーは大物芸人のような自由すぎるロケスタイルで笑いを取っているという。進行を無視してボールを出演者にぶつけてみたり、しっかり前振りをした上で「優勝者ナシ」のくだりをしてみたり、ゲストがいるのに呼び込もうとしなかったり。実際に紹介された映像は、確かに大物芸人の振る舞いを連想させる。

番組ディレクターは「オリジナリティを出してほしい」と切実。これまで何度か直接本人に伝えてきたが「テレ玉だろ?」のような受け答えだったという。司会の有吉弘行が「結構パクってますね」と指摘すると、ボビーは「パクってねえよ!」と否定。さらに、有吉が「日本に来た当初のボビーはオリジナリティあったよ。今はパクリのパクリだもん」と畳み掛けると、ボビーは全身を使って「パクリじゃねぇよ!」。そのリアクションすら「日本っぽい」と言われ、スタジオの笑いを誘った。

すると、ボビーは「基本的に真面目の努力でやっている。パクリはイメージ悪いだろ?」と問いかけ、「キー局じゃないから手抜いてるとかそういう風に見せられるのイヤ!」と猛抗議。また、番組スタッフから寄せられた「ロケ直前までiPadで株をチェックしていて予定通りロケがはじめられない。スケジュールは押しまくる」というクレームには「いつもやってる訳じゃない。1回あったことだけ」。有吉の「株に詳しいインテリのイメージ隠したがるじゃん」というツッコミに、両手でつかまるポーズをしながら「もうちょっとバラエティにしがみつきたい」と懇願し、再び笑いをとっていた。