フィアット クライスラー ジャパンはこのほど、「500(チンクエチェント)」のマニュアルトランスミッション車「500S」の仕様を変更した新たなモデルの展開を、全国のフィアット正規ディーラーにおいて開始すると発表した。
今回の仕様変更にともなう最大の特徴は、フィアットブランドのモデルとして初めて、「TFTメータークラスター」が採用されたことだ。ドライバー席前に設置されるメータークラスターにTFT液晶パネルが収まり、スピードメーター、レブカウンターなど基本情報はもとより、燃料計、水温計、燃費計、さらにエコ運転を5段階で評価する「エコインジケーター」が表示される。また、エコノミーモード時に、アクセルコントロールに応じた加減速のエコレベルを示す「アクセルコントロールインジケーター」が表示される点も特徴となっている。
インテリアはブラックが基調となり、シートにブルー / レッドのラインが施された2タイプが設定される。ボディーカラーはこれまでのボサノバホワイト、パソドブレレッド、グルーヴメタルグレー、フットルースブルーの4色展開のうち、ブルーに関して、「500S」専用色「ブルーイタリー」に置き換えられる。
最新のTFT液晶メータークラスターを搭載しながら、価格については仕様変更前と同じ225万7,200円(税込)となっている。