熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!
※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します
9月29日(月)
■「TENNさん告別式で妻・上原多香子が悲しみの涙」【ミヤネ】
先週に35歳で亡くなったTENNさんの告別式が大阪市内で行われた。参列者は1500人で、ファンのために作られた記帳書には、TENNさんの愛用品を上原が自ら飾りつけた。
式ではET-KINGのリーダー・イトキンが弔辞を読み上げたあと、メンバーたちと代表曲「ギフト』を熱唱。すると会場の外にいたファンたちも一緒に歌いはじめた。その後、喪主の上原が「私の心の中で生き続けます」と気丈にあいさつする。棺には結婚指輪やファンからの寄せ書きが入れられ、上原はその中で眠るTENNさんの顔を1分間以上見つめていた。遺影に話しかける姿もあり、出棺のシーンではこらえていた涙があふれてしまう。いまだ自殺の理由は分からず、生前の笑顔あふれる映像が流れると、「なぜ?」としか思えない。
■「木南晴夏に熱愛発覚。彼の分かりやすいアカウントとは?」【PON!】
『昼顔』でヒロインの夫を誘惑するOLを好演した木南に初ロマンス。相手は大ヒット中の映画『るろうに剣心』の主題歌を手がけるONE OK ROCKのベーシストRyota。4歳年上の木南がRyotaのライブ会場に訪れるなど、オープンな交際をしているという。
分かりやすいのは、Ryotaのインスタグラムアカウントが木南の誕生日にちなんだ「ryota_0809」であること。木南は主演舞台を控えるほか、バラエティ番組への出演も多く絶好調だが、実力派だけに今回の報道がマイナスにならないだろう。
9月30日(火)
■「今最も気になる男、浜野謙太って何物?」【PON!】
『BORDER』ではハッカー役、『聖女』では殺される経営者、『アゲイン!!』では高校生応援団長など、出演ドラマで変幻自在の演技を見せる浜野。CMでも『SUUMO』のスドーさんでおなじみだ。しかし、本来の姿はミュージシャン。インストバンド・SAKEROCKのトロンボーン奏者であり、在日ファンクではボーカルを務めるほか、売れっ子のライブサポートも多い。
さらに驚くのがプライベート。2012年に美人モデルのAgatha(アガサ)と結婚。2013年に第1子、2014年に第2子が誕生するなど、幸せ全開のパパなのだ。また、昨年10月には『めちゃイケ』のダイエット企画に岡村隆史のライバル役として登場。約11キロもの減量に成功して圧勝を飾るなど、どこをどう切り取ってもただ者ではない活躍を見せている。
この日もスカルプケア商品のCMに起用され、美女たちにシャンプーされながら耳元でささやかれて絶叫し、爆笑を誘っていた。才能があふれている上にこのサービス精神。あらゆるメディアに引く手あまたの理由が分かる。
10月1日(水)
■「逮捕後初の独白! ブラザーコーンが明かす空白の2年間」【ノンストップ】
「こういう話をするのは初めてでしたね」と話すコーン。2012年6月に、暴力団の名前を出して元マネージャーを脅した罪で逮捕されてから、はや2年が過ぎた。
「あのとき仕事がなくなって、でもライブだけは全国で続けてきて。とにかく音楽ができなくなるのだけは嫌なんで」「収入も半減しましたし、蓄えていたお金を小出しにして生活していました」と苦しい日々を明かした。
逮捕については、「もちろん自分も非があったと思うんですけどね。厳しい世界ですから、表に出ている人間は気をつけなければいけないことがたくさんあります」としんみり。11月に19年ぶりのソロアルバムを発売するなど復活できたのは、妻の支えがあったからという。
ただ、妻に支えられたのは今回だけではなかった。47歳のとき、腎不全で余命1年の宣告を受けたコーン。週3回1日4時間の人工透析が必要になり、音楽活動ができなくなったコーンに妻は腎臓を提供したのだ。妻は「事件のときも移植したときも『私だったらできない』という人はいましたが、それまでに重ねてきた時間は大きかったですから。歌は続けてほしいと思います。彼はその使命を持って生かされていると思うので」と話す。コーンは、「カミさんじゃなくて神様になっちゃいましたね。一生頭が上がりません」と笑う。現在58歳、再び音楽シーンを盛り上げられるか。
■「娘の恋話に笑顔の渡辺謙。堀北真希にはツッコミ」【PON!】
NTTドコモの新商品発表イベントに現れた渡辺謙、堀北真希、石原さとみの3人。記者から娘・杏と東出昌大の交際について聞かれた渡辺は、「知りませんよ。(情報が)あったって教えませんよ」と笑顔で余裕のコメント。先日、ドラマ『おやじの背中』で東出と共演しただけに、何らかの会話があったはずだが、やんわりかわした。
一方、記者から「ラブラブメールをする方はいらっしゃる?」と聞かれた堀北は、「ラブラブメールって何ですか?」とキョトン顔。すかさず渡辺が「だから、ラブラブな人がいないのかって聞いてるの」と説明すると、堀北は「頑張ってます!」と笑顔で答える。さらに渡辺が「(堀北は)ハードルが高いからね」と返すと、堀北は「そんなことない」と即答。大物とのトークだけに堀北もスルーできず、珍しく恋の話に答えてしまったのだろう。
■「狩野英孝が突然の離婚発表! 軽率な行動で苦労をかけた」【ミヤネ】
狩野が9月30日に離婚届を提出したことをブログで明かした。理由については、「今回、私の未熟故に軽率な行動や言動が妻に大変苦労かけさせてしまいました」と低姿勢。さらに、「今後は別々な人生を歩んで行きますが、妻から『一緒にいた時間は無駄ではなかったよ。お互い頑張ろう』と、前向きな言葉を頂きました」と円満離婚を強調する。また、「妻は一般の方なのでそっと見守って頂きます様お願い申し上げます」と配慮を見せた。
狩野は5年の交際を経て、2011年10月に『ロンドンハーツ』内で公開プロポーズを行い、翌年2月の誕生日に結婚。直後に浮気報道があったが、その後は番組で夫婦仲の良さを強調していただけに驚きは大きい。わずか2年半での離婚には、どんな理由があり、どちらから切り出したのか。そして、ブレイク前から狩野を支えてきた3歳年上の元夫人は、今何を考えているのか。
10月2日(木)
■「小栗旬&山田優に第一子誕生! 感動の直筆メッセージ」【PON!】
山田優が所属事務所を通して、第1子の誕生を発表した。母子ともに健康だが、性別や出生日は山田の意向により公表を控えるという。
小栗旬との結婚から2年半でママになった山田は、「毎日、元気な表情を見せてくれる我が子に驚きと感動、愛しいと思う連続の日々。これまで以上に人への感謝や思いやりを忘れずに沢山の愛で包んでいきたいと思います」というコメントを発表。一方、小栗は、「ただただこの奇跡に感動し、感謝しています。新たな命の成長と共に自身も成長していければと思っています」と喜びあふれるメッセージ。ともに直筆メッセージなのが、いかにも率直なこの夫婦らしい。
山田は子育てを優先しつつ、仕事を続ける方針だが、「少なくとも3人、多くて5人欲しい」と言っていただけに、第2子妊娠は早いかもしれない。小栗はまもなく月9ドラマの主演作がスタートするなど、まさに順風満帆だ。
■「木下優樹菜が愛娘と初ランウェイ。どっちに似てる?」【スッキリ】
国立代々木競技場で行われた「ガールズアワード2014」に、今回もモデルやアーティストが大集合。佐々木希や菜々緒らが歓声を集めたと思えば、May J.や西内まりやがライブで沸かすなど大盛り上がりだった。
なかでも目立っていたのは木下優樹菜。プロデュースしたブランドのショーに2歳の娘・莉々菜ちゃんと登場し、ランウェイでの親子初共演を果たした。その映像を見た加藤浩次は、「あっ、こんな大きくなったんだ」と驚く。すかさず天の声(山里亮太)が、「(藤本敏史と)どっちに似てるんですかね?」と振られると、「ユッキーナじゃない? 藤本くんに似たら日光猿軍団の校長だもんね」と即答。どう見ても藤本に似ているのだが、気づかったのだろうか。
10月3日(金)
■「大島優子がこじはるの秘密を暴露連発」【PON!】
出演CMの発表会に登場した大島をあべこうじが直撃。「(スタジオにいるレギュラー)小嶋陽菜のここでしか言えない秘密は?」と聞かれると、「いっぱいあるんですよね。家が汚いとか、冷蔵庫の中に賞味期限終わっているものがいっぱいあるとか。だから私、家に行って掃除したんですよ。『これいらなくない?』みたいな感じで」といきなり"汚アイドル"を暴露する。ちなみに小嶋は、笑っているだけで一切否定せず。
さらに、「私はAKB48を卒業したんですけど、現役の小嶋陽菜はどうやら友達がいないらしくて、私に『遊ぼ』って連絡が来るんですよ。ぜひとも現役の中で友達を作りなさい!」と訴えかけた。これを聞いた小嶋は、「私、(優子を)親友だと思ってるんですよ。現役の中にも友達いますけど……たかみな(高橋みなみ)と峯岸みなみ」と苦笑い。初期メンバーで同じ事務所の2人を挙げる正直さが、いかにも彼女らしい。
10月は番組改編期だけに、情報番組には特番の番宣出演が多く、何気に豪華だったりする。ただ気になるのは、連ドラの前倒し番宣。「放送開始は2週間も先なのに、もう宣伝が入る」なんてことがザラにあるのだ。特に各局が力を入れている作品は、主演を何度か出演させるだけでなく、脇役も呼んだり、撮影現場をレポートしたり、座談会をさせるなど、必死さがビンビン伝わってくる。だから「終わってみたら、初回視聴率が最高だった」なんてことも多いのだが、せっかく出演させるのなら、俳優たちがふだん話さないことまでしっかり聞き出してほしい。
■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。