キューアンドエーは2日、インターネットバンキングを狙った不正送金被害の増加に伴い、2013年4月24日より個人顧客向けに提供している「パソコンセキュリティ対策診断」を引き続き無償で提供すると発表した。無償提供期間は2014年12月31日まで。

近年、インターネットバンキングを狙った不正送金被害が急増している。警視庁の調査によると、2014年1~6月の被害総額は18億5,200万円と前年同期比の約9倍に増加。一方、キューアンドエーが行っている「パソコンセキュリティ対策診断」によると、セキュリティ対策が不十分な人は全体の65%に上るという。

パソコンセキュリティ対策診断結果(キューアンドエー調べ)

「パソコンセキュリティ対策診断」は、リモート(遠隔操作)によるパソコンのセキュリティ診断を行うサービス。セキュリティの欠陥や偽セキュリティソフトを発見するほか、予防の必要性を明確化することが可能。インターネットバンキングの利用に少しでも不安を感じている人やセキュリティ対策を万全にしたい人は、手軽に相談することができる。診断後は、必要に応じて適切なサポート内容の提案や、要望があればその場でウイルス予防・駆除などの有償サポート(3,000円、税抜)を行う。

また、顧客自身でもセキュリティ対策を行うことができるよう、有償サポートにて、オンラインレッスン「パソコンセキュリティ対策講座」も提供する。料金は3,800円(税抜)。