iOSの最新バージョン「iOS 8」には、健康管理アプリ「HealthKit」への対応や、サードパーティ製キーボードへの対応、ウィジェット機能の実装など、さまざまな機能が追加されている。本稿では、アプリを切り替えるときに表示されるようになった、連絡先の「よく使う項目」や「履歴」を表示させない方法を紹介する。

iOS 8では、これまで通りホームボタンをダブルクリックすると、アプリの切り替え画面(Appスイッチャー)が表示され、この画面で起動させるアプリを選択したり、終了させたりすることができる。

ただし、iOS 7と違い上部に連絡先の「よく使う項目」、「履歴」などが表示されるようになった。連絡先に素早くアクセスできるので、便利な機能ではあるのだが、第三者に見られてしまうことを心配に思うユーザーも少なくないだろう。せっかくの新機能ではあるが、表示させない方法を紹介する。

「よく使う項目」や「履歴」が表示されるようになった

まずは「設定」から「メール/連絡先/カレンダー」を選択。

「設定」から「メール/連絡先/カレンダー」

すると、「Appスイッチャーに表示」という項目が「オン」になっていることがわかる。

「Appスイッチャーに表示」が「オン」になっている

「Appスイッチャーに表示」をタップすると、「電話のよく使う項目」、「履歴」の項目があり、それぞれ「オン」になっていると思う。これを「オフ」にすれば完了だ。

「電話のよく使う項目」「履歴」を「オフ」に

再びホームボタンをダブルクリックしてみると、確かに表示されなくなっている。

表示されなくなった

また表示させたいという場合も同じで、「設定」、「メール/連絡先/カレンダー」、「Appスイッチャーに表示」と進み「オン」にすればよい。