女優の吉本実憂、大相撲の逸ノ城関らが10月1日、都内で行われた「赤い羽根共同募金運動」キックオフイベントに出席した。
戦後直後の1947年から市民の手によってスタートした「赤い羽根共同募金運動」。68回目を迎える今年は、10月1日から年末まで行われ、3カ月の期間を通じて全国で203億375万円を目標に募金活動が実施される。
この日は、所轄官庁の塩崎恭久厚生労働大臣をはじめ、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』で栄姫役を演じる吉本実憂、先日の大相撲秋場所で新入幕力士としては史上初となる横綱と2人の大関を倒して殊勲賞と敢闘賞を受賞した逸ノ城関らが登場。吉本は「初めてこの赤い羽根共同募金活動に参加させていただくんですが、これから募金活動をするということでドキドキしています」と緊張した面持ちを見せつつ、「こういう活動を通して、自分でもできることがあるんだと実感できればと思っています。本当にこのような機会をいただいて光栄です」とあいさつ。その後に塩崎大臣や逸ノ城関とともに街頭募金活動を行い、行き交う人々に赤い羽根をつけて募金の大切さを訴えた。
吉本らゲストによる募金活動は、大相撲秋場所で大活躍をしたとあって、長蛇の列をつくった逸ノ城関が一番人気。そんな関取に初めて会ったという吉本は「身長が大きいですよね。私が余計小さく見えて、身長が伸びたいと思いました(笑)」とあまりの大きさに目を丸くしながら「すごく堂々とされていてカッコイイと思いました。本当に圧倒されましたが、自分も頑張らなければいけませんね」と刺激を受けた様子。また、すでに撮影は終了したが、放送は11月となる大河ドラマ『軍師官兵衛』について「大河ドラマは私にとって目標の一つだったので、幸せな時間を過ごさせてもらいました」と満足げだった。