フィンランド・フィルム・ファンデーションは11月29日~12月3日、フィンランドの最新映画を日本に紹介する「フィンランド映画祭2014」をTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催する。
監督も来日予定
「フィンランド映画祭」は2009年に恵比寿で始まり、2011年は有楽町、2012年はお台場、そして昨年より六本木へと舞台を移し今年で6年目を迎える。毎年秋の恒例行事として、日本の映画ファンにフィンランド映画を紹介する貴重な機会となっている。
今年で6回目となる本映画祭では、ムーミンの生みの親である原作者のトーベ・ヤンソン生誕100周年を記念して、ムーミンの母国フィンランドで作られた「劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス」(2015年2月日本公開/配給: ファントム・フィルム)がオープニング作品となる。
また、フィンランドを代表する映画監督ピルヨ・ホンカサロの新作「コンクリートナイト」(監督来日予定)、フィンランドの知的障がいをもった4人で構成されたパワフルなパンクロックバンド"ペルッティ・クリッカズ・ネームデー"を追ったドキュメンタリー「パンク・シンドローム」(2015年新春日本公開/配給: エスパース・サロウ)、そのほか、「水面を見つめて」「予想外な8月」といった、日本未公開作を含む計5作品(日本語字幕)を上映。「コンクリートナイト」の上映後には、ピルヨ・ホンカサロ監督によるティーチインも行われる。
会場は六本木ヒルズのTOHOシネマズで、入場料金は一律1,500円(税込)。