鉄道・運輸機構は1日、北海道新幹線奥津軽いまべつ~新函館北斗間にて、今年12月から列車走行試験を開始すると発表した。走行車両は北海道新幹線用車両H5系となる。

北海道新幹線奥津軽いまべつ~新函館北斗間で列車走行試験が開始される

北海道新幹線新青森~新函館北斗間は2015年度末の完成に向け、建設工事が進められている。列車走行試験は土木建造物・軌道・電車線・信号設備の機能確認を目的に、12月1日から2015年3月1日までの期間で60日程度実施される予定。北海道新幹線用車両H5系を使用し、走行本数は1日1~3往復程度とされている。

走行時間帯については、「一定ではありませんが、夜間の走行が多くなります」と鉄道・運輸機構。走行速度は時速30~260kmとしており、「低速度から開始し、段階的に速度を上げて設備を確認します」と説明している。