アユートは10月1日、メディアプレーヤー「Media EmperorII」を発表した。発売は10月8日。価格はオープンで、推定市場価格は17,800円前後。
Media EmperorIIはネットワークプレーヤーとスタンドアロン動作のプレーヤー、NASの機能を兼ね備えた製品。
出力インタフェースはHDMIとコンポーネント、コンポジット、光デジタル音声、同軸デジタル音声を装備。テレビと接続することで、ネットワーク内にあるNAS(ネットワークHDD)や、PCの共有フォルダ内にある動画ファイル、静止画ファイル、音楽ファイルの再生が可能だ。
再生可能なフォーマットは、動画がDVD-ISO、BD-ISO、H.264、MPEG-4、MPEG-1、MPEG-2PS/TS/M2TS、RV8/9/10、DivX3/4/5/6、Xvid、WMV9、MJPEG、FLV1。静止画ファイルは、BMP、GIF、JPEG、PNGに対応、音楽ファイルは、AAC、MP3、OGG、WAV、FLAC、WAVを利用できる。なお、DTCP-IPには対応していないため、著作権保護されたコンテンツの再生を行うことはできない。
本体内には、3.5インチHDDに対応したドライブベイがあり、2TB(SATA)までのHDDを内蔵することができる。ドライブを内蔵した場合、HDDに保存されたコンテンツも、ネットワーク上のコンテンツと同様に再生できる。また、NASとして動作可能で、PCなどからファイル操作を行うことができる。
USBポートとSDカードスロットを装備しており、これらのストレージからコンテンツの再生を行うことも可能だ。また、USBケーブルで、Media EmperorIIをPCに接続することも可能で、その場合は外部ドライブとして動作する。
本体サイズはW190×D185×H64mmで、質量は約910g。電源は専用のACアダプターを使用する。