NTTドコモは30日、子どもの活動をサポートする通信機能を搭載した腕時計型デバイス「ドコッチ 01」(Huawei Technologies製)を、2015年3月に発売すると発表した。価格は未定。
「ドコッチ 01」は、1.3インチのディスプレイを搭載した子ども向け腕時計型端末。本体が丸みを帯びたデザインになっているなど、子どもの安全性を配慮したものになっている。
機能面では、「Gセンサー」を搭載し、保護者はスマートフォン上で、「元気に遊んでいる」、「歩いている」など子どもの活動状況を把握できる。本体には、温度/湿度センサーを搭載しており、子どもの活動状況と組み合わせて、夏場の熱中症予防や乾燥した冬場の風邪対策などアドバイスを通知。アドバイスを元に子どもにSMSを送信することで注意を呼びかけることができる。
そのほか、あらかじめBluetoothでスマートフォンとペアリングしておけば、子どもと保護者が一定距離離れた際スマートフォンと「ドコッチ 01」に通知し、迷子を抑止する機能も搭載する。また、「イマドコサーチ」にも対応。万が一迷子になっても、保護者が子どもの居場所を検索することや、子どもが居場所を保護者に通知することも可能となっている。
なお、「イマドコサーチ」は探す側(例:保護者)の端末に申込みが必要となる。また、検索するには、探される側が検索を許可する設定を行う必要がある。
「ドコッチ 01」の主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、高さ約44mm×幅約44mm×厚さ約15mm(ベルト含まず)/約50g(ベルト含む)。バッテリ容量は320mAh。最大連続使用時間は約72時間。通信方式はW-CDMA(800MHz/2GHz)。Bluetooth 4.0に対応。ボディカラーは、ホワイトとライトブルーの2色。SMSの送受信は行えるが、通話機能には対応していない。
(記事提供: AndroWire編集部)