NTTドコモが冬春モデルとして発表した「Xperia Z3 Compact SO-02G」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)」は、フラグシップモデル「Xperia Z3 SO-01G」よりも一回り小さい4.6インチディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン。カメラやオーディオなど、Xperia Z3とほぼ同等の機能を搭載している。発売時期は11月中旬を予定。
Xperia Z3 Compact SO-02Gには、4.6インチの「トリルミナスディスプレイ for mobile」(1,280×720ピクセル)を採用。カメラには約2,070万画素のイメージセンサー「Exmor RS for mobile」を搭載。広角撮影が可能な焦点距離25mmの新しい「Gレンズ」が採用されるなど、ソニーが培ったカメラ機能が注力されている。加えて、進化した電子式手ブレ補正機能や、ISO12800の高感度撮影にも対応。薄暗い場所でも、これまで以上に鮮明な写真や動画が撮影できる。
オーディオ面では、対応ヘッドホンを使用することでハイレゾ音源を楽しむことができる。MP3やAACなどの圧縮音源をハイレゾ音源相当の音質で再現する「DSEE HX」技術など、オーディオ機能でもソニー独自の技術を搭載する。さらに最大約98.0%のノイズを低減するデジタルノイズキャンセリング機能にも対応した。
またスマートフォンとしては世界で初めて「プレイステーション 4」(PS4)と連携する「PS4 リモートプレイ」機能を搭載。PS4のゲームを「Xperia Z3 Compact SO-02G」上で楽しむことができる。
主な仕様は以下の通り。OSはAndroid 4.4。内蔵メモリは2GB、ストレージは16GB。外部ストレージはmicroSDXC(128GB)に対応する。CPUはクアッドコアのMSM8974AC(2.5GHz)。サイズ/重量は、約127(H)×約65(W)×約8.6(D)mm/約129g。バッテリー容量は2600mAh。IPX5/8相当の防水機能、IP6X相当の防塵機能を有する。背面には2,070万画素、前面には220万画素のカメラを内蔵。4K動画の撮影にも対応する。
通信面では、受信時最大150Mbps/ 送信時最大50MbpsのLTE通信「Xi」(2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz)をサポート。対応方式はFD-LTEとなる。VoLTEにも対応。このほかIEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0、おサイフケータイ、NFC、GPS、ワンセグなどに対応する。なお赤外線通信、フルセグには対応していない。