カシオ計算機は30日、アウトドアウオッチ「PRO TREK」(プロトレック)の新製品として、日本人初となる8,000m峰14座完全登頂を実現したプロ登山家・竹内洋岳氏が監修した特別仕様モデル「PRW-6014H/3014H」を発表した。各800個限定で10月31日に発売する。税別価格はPRW-6014Hが74,000円、PRW-3014Hが56,000円。

PRW-6014H

PRW-3014H

PRW-6014Hのベースはアナログとデジタルのコンビネーションモデル「PRW-6000」、PRW-3014Hはアナログモデル「PRW-3000」だ。どちらも発売以来ヒットを続けている。

今回のPRW-6014H/3014Hは、竹内洋岳氏がデザインを監修。8,000m峰の山々が連なり、テュルク語で「黒い砂礫」を意味するカラコルム山脈をイメージしている。フェイスやバンド、ボタンにいたるまですべてブラックで統一した。

文字板のブラックに対して、インデックスや針にはホワイトを採用。対照的な配色を施すことで、酸素が薄く、思考能力が低下する8,000m峰の登山中でも瞬時に時間を把握できるようした。また、使用頻度の高い高度計測ボタンには、ボタンの位置がすぐに判別できるようシルバーを用いている。

ベースモデルと同様に、最新の「Triple Sensor Ver.3」を搭載。方位、気圧/高度。温度を高精度で計測できる。加えて、耐傷性の高いサファイアガラスや、引張耐久力の高いカーボンファイバーインサートバンドを採用するなど、アウトドアウオッチに相応しい耐久性も備える。

左右の写真で並び位置が違っているが、アナログ針を持つのがPRW-6014H、デジタル表示のみなのがPRW-3014H

PRW-6014H

PRW-3014H

「PRO TREK」のロゴがエンボス加工されたカーボンファイバーインサートバンド

PRW-6014H(画像左)とPRW-3014H(画像右)の主な仕様(クリックで拡大)